新日本プロレスは、このまま消滅してしまうのだろうか?猪木が株をユークスに売却し、新日は「ゲーム会社の子会社」になった。まぁ、放っといたら倒産していたのだから、仕方無いんだけど、此処に来て来年の「最後のドーム興行か?」と云われている大会の発表済みのメイン・カードが変更になったのだ。
「ブロック・レスナー vs 藤田和之」の IWGP 戦は、1・4東京ドームで最初に発表されたカードであり、はっきり云って「売り」は此のメインしかなかった。他は武道館、いや後楽園ホールクラスのへぼカードしか組めなかったのだよ。その唯一の目玉カードがふっとんでしまったの?ぽかーーん。「テケツを買わなくって、本当に好かったっ!」
理由は「藤田がドタキャンした」ってことらしい。で、代役は中邑に簡単に決まってしまった。なんだこりゃ?藤田は猪木事務所所属で、猪木がオーナーではなくなった為、プロレスなんかやらせないで大晦日の総合格闘技大会へ出した方が旨味があるってことか?いや、そりゃそーだな。「小川 vs 吉田」なんか、ギャラ5億円だって云うもんね。でもレスナーも「猪木事務所との契約」なんじゃないの?どーゆー「アングル」なんだ?てか「レスナー vs 中邑」がメイン?なんで?最後のドームも捨てたわけ?なんか訴訟も起こされていて、下手すりゃレスナーも出れないかもしれないじゃん。あはははは。
そもそも、今の新日にレスナーの相手になる奴なんていないじゃん。サップでも呼べよ。A-トレイン引き抜いたんだから、あいつでええよ。この際、小橋を借りて来いよ。それを、中邑って。正しく「ジョブ」の「消化試合」じゃん。ファンを舐め過ぎでしょ?はあ?「永田さんのセコンドに嶋大輔」って、なんじゃそりゃ。「金本も退団?」あらら、、、沈没船か?
「1・4」は、「最後のドーム大会」じゃないな。「新日の最期」だ。ありがとうプロレス!ありがとう新日本!!とほほ。
初出「COPY CONTROL」 (小島藺子)