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2005年11月06日

「月刊・未亜」vol.41<タマゴとニワトリのボレロ>

Truth (Exp)


イコ:「A TIME 2 LOVE」って名盤だな。

未亜:姐御、、、またかよ。

イコ:今回も、此れでおしまい。

未亜:スティーヴィーは、確かに素晴らしいですよ。もう、Mステ占拠しちゃってましたね。最後に小僧に振った女子アナは酷いなぁ。

イコ:な、だったらええじゃん。てか、あの振りは無いよな。「WAT」カワイソス。

未亜:いえ、でもね、今回は、つづきを期待してる方もおられるかなとね。

イコ:なんだよ?つづきって。

未亜:「コピコン」で「つづきは月刊で、じっくり対談したいね。」って書いてますよね?

イコ:そんにゃ話は、忘れたわいあいあい。

未亜:相変わらず、ええ加減なんだね。姐御は、嘘つきだ。

イコ:嘘をつかないのが、あたくしの美徳なんだけどな。

未亜:じゃあ、ちゃんと「盗作問題」を語りましょうよ。

イコ:うーん、語ってもええんだけどさ、みんな傷つくぞ。知らない方がええことも在るんだよ。

未亜:んなこと云うならさ、スティーヴィーの新作だって、知らないひとが聴いたら「スティーヴィーのスティーヴィーによる盗作だ」ってなるでしょ?

イコ:お、いきなり核心を突く発言だな、未亜たん目覚めたか?

未亜:どこまでが許されて、どこからがパクリって叩かれるのかが、曖昧なんじゃまいか?そこんとこが知りたいのですよ。

イコ:許すも許さないもねーのよ。例えば、カニエちゃんはサンプリングしていてもオリジナルでしょ。

未亜:サンプリングは、また別だよ。

イコ:いや、此れが同じなんだよ。マドンナの新曲は聴いたかい?

未亜:はぁ、ABBAでしたね。でも、元とは違うんだもんなぁ。そりゃ、あんなことやられたら、凄いなとは思いますよ。

イコ:な、同じじゃん。マドンナとかカニエって、元ネタを呑み込んでんだよ。だからさ、曲を作るってことでも、ソコが大事なんじゃないのかしら?

未亜:大瀧師匠なんか、赤ら様に引用するよね。アレは作曲なのかな?

イコ:其れが美しいのよ。みんなコピーから始まるわけよ。そして模倣から発明に変わる時が来るの。其れでも、大好きな先達からは離れられないの。大瀧さんは偉大なる作曲家ですよ。あんなコラージュは無かったんだもん。アレ無くして、其れ以後も無いわけですからね。

未亜:だったら、みんなセーフじゃないですか。

イコ:はぁ?んなわけねーだろ。「愛」がなきゃダメなんだよ。

未亜:「愛」があれば、パクリでもええの?

イコ:だからぁ、もう其れはパクリじゃねーんだよ。

未亜:姐御が何を云いたいのか、さっぱりわかりませんがな。

イコ:あたくしが云いたいのは、「A TIME 2 LOVE」って名盤だな。此れだけだって、最初に云ってんだろー、けろけろ。

未亜:もしかして、今回は、スティーヴィーを語りたかったの?なら、素直にそー云ってくれなきゃなぁ。

イコ:スティーヴィーを語る?莫迦かよ、おまえは。スティーヴィーは、聴くんだよ、感じるんだよ。♪ぴーぽー♪

未亜:姐御、平気?

イコ:其れはこっちの台詞だよ。スティーヴィーの新作に感動出来ない輩とは、一生、絶対に、ともだちにはなれないよ。

未亜:あのね、姐御、ポールの時も同じこと云ってたでしょ。

イコ:あたりまえだのくらっかーっ!!♪えぼにーあんないぼりーびとぅげざぱふぇくはーもにー♪

未亜:嗚呼、姐御、壊れてる。

イコ:もうね、スティーヴィーの「Mステ」パフォーマンスを観てしまったら、盗作とか阿呆らしくて、語れなくなったんだよ。

未亜:「愛」だもんね。

イコ:はいはい、どんな「愛」でもええよ。げらげら

未亜:逆に酷くないですか?

イコ:音楽を愛する者に「悪い奴」はいないだろ。けけろけろけろけけろけろ

未亜:揶揄しすぎだよ、姐御。

イコ:スティーヴィー、さいこーっ!!

未亜:おいおい。

イコ:ポール、さいこーっ!!

未亜:あのね、、、

イコ:マドンナ、ふぉーーーっ!!!

未亜:ちょっと、あんた、ハッスルかよ。

イコ:けろけろ。おまいも、なんか云いたくなっただろ?

未亜:「那奈ちゃん、大好き、はーと」(ぼそ)

イコ:気が済んだか?

未亜:はい。


改めて云う必要も無いとも思いましたけど、此れは「最終回」です。

417編集長様及び愛読者の皆様、長い間有難う御座居ました。


初出「hilite」 (小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 00:36| MIAMIA | 更新情報をチェックする