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2005年06月01日

此れは嬉しい。

離婚弁護士II~ハンサムウーマン~ DVDBOX


「離婚弁護士II〜ハンサム ウーマン〜」公式更新。

今回の目玉は「間宮貴子法律事務所セットビュー公開!」です。


(小島藺子/姫川未亜)



「離婚弁護士II〜ハンサム ウーマン〜」公式アーカイブ


posted by 栗 at 17:07| ACTRESS | 更新情報をチェックする

2005年06月03日

「AUBE」SUMMER 2005 全貌公開

AS2-4.jpg



ドカーーン!!完全KOです。


AUBE更新。


「口紅編とアイシャドウ編をアップ。メイキング写真も」



店頭デモでは「E-1〜E-3」連発の後に、素敵なメイキング映像も入った「魅惑の完全版」も公開されています。



(姫川未亜)



THANX!4 MR edv9000
posted by 栗 at 10:53| CM | 更新情報をチェックする

「Look!s」vol.30 2005 Summer

マスウェル・ヒルビリーズ+2


発行/スタイライフ

「片瀬那奈が着る注目6ブランドの新作スタイル」に登場。

カラー6頁(P46〜P51)目次にも1カット。

 Photo / Akiko Kato (Image)
 Styling / Kozue Ohnuma (KIND)
 Hair & Make-up / Atsyshi Sasaki (Allure)
 Special Thanks / PROTS NOW


1.Banner Barrett / 2.Katie / 3.ISBIT / 4.deicy / 5.BABYLNE / 6.FiLLY O' LYNX の6ブランドを着こなす。片瀬那奈ちゃんの笑顔炸裂!出だしの Banner Barrett の日傘ショットだけでも、レジに直行だ!!


(姫川未亜)



posted by 栗 at 12:48| MAGAZINE | 更新情報をチェックする

「小力のモノマネ」

〜お笑いど真ん中〜 西口プロレス 長州小力 VS アントニオ小猪木 [DVD]


NANA DIARY 配信。

あらまぁ、あの方も「お笑い好き」てな話題でした。

早く、長州小力のマネをする「那奈ちゃん」を見たいです。


(姫川未亜)



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2005年06月04日

「FRaU」No.340(2005年6月20日号)

この世はすべてショービジネス+2


発行/講談社

表紙、「AUBE X 片瀬那奈 夏の恋、戯れの色」「片瀬那奈『確信犯で子供を産みたい』」

カラー7頁(P1、P87〜P89、P93、P104〜P105)目次にも1カット。

注)巻中広告企画(全8頁)は片瀬登場の4頁のみ記載。

 撮影/石倉和夫
 ヘア&メイク/千吉良恵子(LA DONNA)
 スタイリスト/大沼こずえ
 取材・文/入江伸子
 構成/國見香


全く期待していなかったのですが、あっと驚く大フューチャーでした。「ある日私に子供ができたら!」のコピーに前屈みの片瀬那奈ちゃん全身ショットの表紙、衝撃的なインタビュー!(ま、ファンには御馴染みの話だったりもしますけど)AUBE企画と盛り沢山です。絶対買い。


(姫川未亜)



posted by 栗 at 18:36| MAGAZINE | 更新情報をチェックする

2005年06月07日

「Koikana」

ソープ・オペラ(石鹸歌劇)~連続メロドラマ“虹いろの夢”+4(K2HD/紙ジャケット仕様)


片瀬那奈ちゃんマガジン本日創刊です。みんなで「GET !」

以下、「AUBE」公式サイトより抜粋して引用。(ソース、消失)

AUBEは、恋を叶えるメイクマガジン「Koikana」(編集長:片瀬那奈さん)を創刊。6月上旬から約一カ月、東京都内カフェ・美容院をメインに無料で配布いたします。

「Koikana」編集長の片瀬さんは、企画・対談・原稿執筆・そして出演とフル活動!「恋する乙女心をくすぐる自信作。このマガジンを読んで、ぜひこの夏の恋を叶えてくださいね!」というメッセージをこめて編集したそうです。

女の子をHealthy & Sexyに変身させ、恋を叶えるメイクを提案するこの夏のAUBE。「Koikana」では、メイクはもちろん、ファッションやヘアメイクさんとの対談、心理テストなど、“恋を叶える"ためのコンテンツが満載です。



片瀬那奈ちゃんが編集長を務め、オールカラーで「28頁」のフリーペーパーです。表紙から始まって、ほとんど全篇に渡って片瀬那奈ちゃんが登場!夢のような企画の創刊号でありましたが、当然乍ら「シャレ」なので以後は発刊されておりません。


(小島藺子/姫川未亜)



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「月刊・未亜」vol.37 <DON'T GET ME WRONG>

Cornology [3CD Set]


イコ:おい、こら、一寸待てや。おまえさん、今回から改題するって云ってなかったか?

未亜:はぁ?姐御、惚けたのかな。知らないよ、そんな話。

イコ:↓の方に前回がバッチリ残ってるのに、よくもそんなことが云えるわね。

未亜:アレは姐御が勝手に決めたんじゃん。ぼかぁ、知らないなぁ。

イコ:約束は守らないといけないんだよ☆

未亜:あれれ?姐御、口調が変だよ。

イコ:あ、しまった。

茉奈:茉奈ちゃんだよ☆

未亜:もう遅いよ、姐御。


さて、毎度御馴染みのイコと未亜で始まりましたけど、ええ加減飽きましたよね?で、「亜紀ちゃん」は「片瀬那奈」です。またか?って思った方は「いい娘じゃないか」。毎回どーやって持ってくか大変なんですから、もう。あ、此れやったら笑って下さい。と云うことで思い出したんですけど「片瀬茉奈」は新人AV女優で、名前以外は全く似てないなんてぇことは自明の理だったのだけど、資料と云う名目で購入しようと考えました。インディーズ系なんで、わざわざアキバの専門店まで行ったんですよ。もうね、阿呆かと、莫迦かと。どーせこんなモンは半年もしたら消えてしまいますからね、つまりレアじゃないか!!ってな気になっちゃって、もう「片瀬那奈ちゃん好き」で「全記録」をやってる身としちゃ、必死ですよ。そしたら同じコーナーに、あのエビちゃんの「AV」も在って驚愕しました!彼女は「蛯原友里」って云うんですけど、「AV」のエビちゃんはよくよく見たら「蛯原友美」じゃないですかっ!世の中には、こんな酷い詐欺みたいなことが平気で横行しちゃってるんだなって、改めて認識を新たにしたんです。

其処で、あたくしは中古CD屋さんへ向かいました。何故なら、茉奈ちゃんや友美ちゃんが、あんまりだったからです。よーし、おねーさんがホントのことをおせーてあげちゃうわよってな気分で、二枚のCDを買いましたよ。其れは「10cc」と「ボンゾ・ドッグ・バンド」でして、二枚で「1,200円」くらい、安いねぇ。茉奈ちゃんや友美ちゃんは割引でもそれぞれ「2,100円」もしたんですからね、とんでもない話ですよ。此れは納得がいかないっ!ってなりますよ。こうなったらアレだ!ってんで、古書街の穴場へと向かいまして、本家の片瀬那奈ちゃんの掲載雑誌を新旧取り混ぜて購入したりもして、沢山抱えて外に出たら突然の大雨ですよ。大変でしたよ、もうね、あたくしは濡れてもええけど「大事な片瀬那奈ちゃんの掲載雑誌」がお釈迦になっちゃ泣くに泣けませんからね。ほら、だから、此れやったら笑うトコなんだから、ね。

「AV」女優に有名タレントさんの名前を拝借するってーのは、常套手段で御座居ます。ところが不思議なもんでして、幾らあんなことやこんなことを晒してもニセモノはニセモノなんですね。根本的に似て無いなんてぇのは別にええんですけど、其れをあたかも似てると錯覚させなきゃイカンのです。つまりは企画がダメなんですな。パロディってのは、並大抵の意識ではやれねーんだよってことなんです。例えばビートルズを意識したバンドなんてぇのも世の中には☆の数ほど在るんですけど、パロディとして「ラトルズ」を超えるモノは有り得ないし、継承して独自の世界まで行った代表ってぇのは「10cc」ですね。大滝師匠の音楽を「過去の寄せ集め」と云ってしまうのは、乱暴ですが本当のことなんです。でも其れを云えるのは、大滝師匠のネタを全部看破出来る御仁だけなんですよ。よーするに、アレですな。如何に沢山引き出しが在るかってことでして、簡単に「ショートケーキ」を見破られるなんてぇのが情けないんですよ。「盗作」なんて淋しい云い方をさせない説得力が「在る」か「無い」か、だけなんで御座居ます。「ラトルズ」なんてぇのは、もうね、愛に溢れているんですよ。お笑い芸人の方が誰かのモノマネをして、其れがとても面白く感じられるのは、対象に対する「愛」が在るからだと思いませんか?

物事を批判するなんてぇのは、赤ん坊でも出来ることでして、如何にして大人の方にも納得して戴けるよーな批判が出来るかってのが大事なんですね。興味がないなら放って置けばええから、生半可な気分で文句を付けるってぇのは恥ずかしいってぇのが大人なんですけどね。とは云え、アンチもファンなんです。あたくしたちが向かうべきなのは、身近な敵ではありません。


イコ:なんだよ、此れ。

未亜:其れはこっちの台詞ですよ。姐御のプロット其の侭を公開してみただけですよ。

イコ:お莫迦!此れから膨らませるのが、おまえさんの役目だろ?

未亜:んー、なかなかむつかしーんですよ。ひとりじゃ膨らまないよ、カエルじゃないんだからさ。

茉奈:茉奈ちゃんが膨らんできちゃった☆

イコ:おいおい、洒落にならんな。未亜たん、責任取れよ。

未亜:知らないよー、なんなんだよ、此の展開は?

イコ:あたくしこそ、知らないわよ。此処は「月刊・未亜」なんだからさ。


初出「hilite」 (小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 21:10| MIAMIA | 更新情報をチェックする

「離婚弁護士II〜ハンサム ウーマン〜」#8 鉄の女、号泣!!

To Love


フジテレビ 21:00〜21:54

片瀬那奈 as 緒方亜紀


ドラマも終盤に向かい、みんなも片瀬那奈ちゃん同様に、「亜紀ちゃんや仲間たちとの別れが辛いよ」症候群にかかっていませんか?

さて、今回は佐伯絵里さんこと瀬戸さんが主役で、別れた夫役で田辺誠一さんがゲスト出演していました。田辺さんは「2001年のおとこ運」や「プリティガール」でも那奈ちゃんと共演されていますが、此れであたくしにとっての「片瀬那奈ちゃんドラマBEST3」にすべて共演なさったことになりました。流石は「紫のバラのひと」ですね。

泣かせるお話でしたけど、此処としましては「片瀬那奈ちゃんのゲロゲロ」が見せ場でしたね。佐伯先生の娘にパンダを当てようとするも、みんなガチャポンで自分に似た動物しか出ないと云う展開で、亜紀ちゃんは「カエル」ばかりとなったのでした。よーするに「那奈ちゃんはカエルに似ている」って事なのだ。

さてさてドラマの行方は貴子先生中心に進みそうな雲行きですけど、ねえねえ、亜紀ちゃんのパパは出ないの?


(小島藺子/姫川未亜)



「離婚弁護士II〜ハンサム ウーマン〜」公式アーカイブ


さぁーて、来週の貴子ちゃんは?
posted by 栗 at 21:54| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「溶けろ!リアリティー♪(TIN PAN ALLEY の時代)」

キャラメルママ(紙ジャケット仕様)


1. 今日はなんだか愛は幻

1975年4月25日にナイアガラ・レーベル第一弾として、SUGAR BABE のシングル「DOWN TOWN」とアルバム「SONGS」が発売された。

何度もしつこく云うけれど、当時は此の素敵なメロディーがまったく無視された。はっぴいえんども大滝さんも細野さんも全然売れてないんだから、其の弟子みたいな連中が受け入れられる土壌なんてなかったんだ。彼等の不運は発売元のエレックがすぐに倒産したことも在るけど、兎に角、本当に、全く売れなかった。達郎の話だと「500枚くらい」しか売れなかったらしい。あたくしも当時ラジオなんかで聴いた記憶がなく、レコードを買ったのは飢餓感ゆえだったのかもしれない。

11年前に発売から20周年記念でオリジナル・マスターでCD化された時に、オリコン3位まで上がるヒットを記録したのは有名な話だけど、ついに発売から30年も経ってしまった。なのに、此の瑞々しい音楽は一体何なんだろう。彼等に影響を受けた音楽が現在では主流になり、今でもなお新しいリスナーを増やしているよーで、まぁ売れればええわけではないけれど、「ざまーみろっ!!」って気にはなる。

14才の自分に「お前が選んだ音楽は、間違ってなんかないんだぞ。」と教えてあげたいね。


2. BAND WAGON

あれから30年、日本語ロックの方向性を決定付けた1975年の傑作群のひとつが、また世に問われました。一寸紹介するのが遅れたけど、2005年5月25日に、きっちりと30周年記念盤として茂の唯一無比の大傑作が発売された事が、とても嬉しいです。

現在では説明不要な作品になってしまいましたし、此れまでも何度もリイシューされて来ました。今回は、茂本人が新たにリマスタリングしていますが、オリジナル通りの9曲入りの侭です。36分くらいで終わってしまうんですけど、やはり余計なボーナス・トラックなんていらないんですね。(無いわけじゃ無いんですよ。実際「ハックルバック」なんてCDも出てますからね。)其れじゃ、今までのとあまり変わらないかって云うと、そうでもないんですよ。DVDが付属されて居ます。でも、あくまでも「おまけ」ですね。オリジナル・フォーマットが素晴らしいので、一切余計なモノは(本人の意志であれ)不要です。

リマスターではインスト曲が特に鮮明な印象を受けましたが、「砂の女」「100ワットの恋人」などの歌モノは、いつ聴いても素晴らしいです。処女作ってのには、多くの傑作が在ります。あたくしにとって、ビートルズとはっぴいえんどは特別な存在ですけど、其の中で何れも最年少であった(云わんとする意味は察して下さい)ジョージと茂がソロ・デビューで永遠の傑作を作ってくれたってーのが、永遠に彼等のファンでいられる理由のひとつですね。DVDのインタビューで「砂の女」を作ったくだりにジョージの名前が出た時には、思わず「にやり」としちゃいました。

此の作品を聴いたことが無い方がもし居るなら、此の機会に是非聴いてみて下さい。CD本篇に関する内容は、イコも未亜も、絶対保証致します。つまり、DVDはマニア向けだってことね。


3. TIN PAN ALLEY の時代

茂の「BAND WAGON」は1975年3月25日発売で、大滝さんの「NIAGARA MOON」が5月30日でして、30周年盤がそれぞれ5月25日と3月21日に出たのは、ナイアガラ記念日の321に対する茂の配慮なのかな?なんて考えるのも一興です。

1975年には大滝さんと茂&ハックルバックが共演したライヴと云うのが何度か在って、特に興味を惹くのが11月21日の荻窪ロフトです。記録によると開演が3時間も遅れたらしいのですが、其れでも此れを聴けたならええなって思いますね。此の時、ハックルバックをバックに大滝さんがヴォーカルでの「BAND WAGON」が披露されたのですから。

「BAND WAGON」での茂のうたは、誰がなんと云おうとも「大滝の模倣」です。茂以外はすべて外人ミュージシャンの演奏なのに、はっぴいえんどの4枚目とも云われてしまうのは「松本隆の歌詞を大滝がうたう」からなんです。当時の大滝さんは、もう兎に角「脱・松本隆」路線で行ってましたので、テストとしての「デビュー」(1978年)や、再会の「ロンバケ」(1981年)までは有り得ない世界だったのだけど、お茶目な師匠はしっかりと予告篇をやっていたわけですな。余談ですが、当時大滝さんのバック・バンドも勤めて居たのが「SUGAR BABE」でして、1994年にタツローが行った「Sings SUGAR BABE」を客席で観ていた大滝さんは号泣し、慌てて楽屋にお隠れになったそーです。其の時、タツローはかつての様に美しく「砂の女」を歌ったのです。

12月16日には「TROPICAL MOON」なんてコンサートもやってます。6月25日に発売された細野さんの「トロピカル・ダンディ」と「NIAGARA MOON」はしっかりと繋がっていました。大滝さんはいみじくも「細野さんと僕は似てる」と語っておりましたけど、其の後もオムニバス盤や楽団などコンセプトが酷似した展開を聴かせてくれるのです。まぁ、其れはまた、後の話。


4. まぬけなキューピッド

大滝さんと細野さんのそれぞれのソロ一作目は、はっぴいえんどの世界を色濃く感じさせる作品でした。「大瀧詠一」はバンド活動中の作品で、半分は丸っきり「はっぴいえんど」だし、「HOSONO HOUSE」も解散→再結成→また解散みたいな混沌とした時期に出たことは以前も詳しく書いた通りです。其れ故、お互いのソロ処女作は共通の匂いを感じさせるわけですが、茂がソロ・デビューで更に「はっぴいえんど」の未来を提示した時期に御大ふたりは完全に「脱・はっぴいえんど」を成し遂げてしまいました。其れが「NIAGARA MOON」と「トロピカル・ダンディ」です。此のふたつの作品は、根本的な部分で同じ試みをしているので聴き比べると大変面白いと思います。それぞれ二作目の前には「布谷文夫」「SUGAR BABE」「小坂忠」などのプロデュースをしているのも、似ていますね。つまり、ふたりはライバルなんですな。

現在でもまだ衝撃的な第二作(近年、はっぴいえんどの箱から新たにファンになった方でも、此れが実質的には解散後初のアルバムだと認識して聴いたら吃驚すると思いますからね)を発表した後に、ライバルが向かったのはオムニバス盤でした。

TIN PAN ALLEY の「キャラメル・ママ」は1975年11月25日発売。キャラメル・ママと云うのはティン・パン・アレイの前身となったバンド名です。細野さん、茂、林立夫、マンタのメムバーがそれぞれ2曲ずつとティン・パン・アレイとして2曲をプロデュースした計10曲に、ティン・パン・ファミリー総出演で臨んだバラエティー豊かな作品集になっています。茂の作品「ソバカスのある少女」では松本隆が作詞し、南佳孝が茂とデュエットと「はっぴいえんど」好きにも好まれる展開を見せますが、後藤次利のチョッパー・ベースが炸裂する林の「チョッパーズ・ブギ」などには「はっぴいえんど」の欠片も在りません。そして細野さんは早くも「イエロー・マジック・カーニバル」で未来を暗示しています。

対して大滝さんの「NIAGARA TRIANGLE Vol.1」は、タツロー、銀次とのオムニバス盤で、1976年3月25日発売。タツローの「ドリーミング・デイ」「パレード」「フライング・キッド」は名曲だけど、やはり大滝さんが居ると「SUGAR BABE」を感じさせます。本来ならこれらの曲は「幻の SUGAR BABE セカンド」に入るべきだったのでしょう。銀次も後の「ウルフルズのプロデューサー」を予感させる痛快な「日射病」「新無頼横町」などで活躍して、シングルでは三人で歌った名曲「幸せにさよなら」(加山雄三さん用に作ってボツにされたらしいけど)も残しています。現在では有り難いことに、ボーナス・トラックとしてシングル版は追加収録されてます。しかし、やはり目玉は大滝さん。なんせ、ホントは「ホンダラ行進曲」を三人でカヴァーする気だったってんだからね。そもそも此れはナイアガラはもうダメってことで、タツローも銀ちゃんも去って行くからってんで「さよなら企画」として世に出たんですからね。そんな時に師匠ったら、全く何を考えてるんでしょうなぁ。まぁ、其の代わりに収録されたのが、もっと恐るべき怪作「ナイアガラ音頭」だったんですけどね。

そして注目すべきなのは「Fussa Strut Part-1」です。「NIAGARA MOON」で先にPart-2が発表された作品ですが、此処でのベースは細野さんで、ピアノは教授です。大滝さん曰く「彼等の初共演は、此れだよ。」

ほらね、上手くYMOに繋がったでしょ?お茶目で悪戯なキューピッドだね。


5. 溶けろ!リアリティー♪

そんでもって、すぐにYMOに行かないのが細野さんだったりします。「ティン・パン・アレー2」や「パシフィック」「エーゲ海」などのインスト盤も在りますけど「トロピカル・ダンディ」「キャラメル・ママ」の1975年から「イエロー・マジック・オーケストラ」(1978年11月25日発売、そうですよ彼女の御誕生日ね)まで特に注目すべきなのは、ソロ名儀三作品でしょう。

此の時代の最高傑作は「泰安洋行」(1976年7月25日発売)だとは思いますし、大滝さんが同時期(1976年10月25日)に発売した「Go! Go! NIAGARA」と比較しても「勝負在った!」と思わせます。しかし、冒頭の「蝶々-San」では、しっかりと大滝師匠とタツローがコーラスで参加して居るのがミソ。次にはカレンダーも待ってますから、ナイアガラーは心配御無用です。

で、個人的に一番聴き込んだのは「はらいそ」(1978年4月25日発売)です。アナログのB面では、YMO三人での初共演や偶然のシンクロも在って、横尾忠則との「コチンの月」(1978年9月20日発売)を経て、わずかな期間でYMOへと進んでしまいます。でも、あたくしが愛するのはタイトル曲などの細野さんの「うた」であり、衝撃のエンディングです。特に、今回のタイトルに引用した「はらいそ」の歌詞は、あたくしにとって永遠の「必殺の一行」なんです。此れこそが「虚構絶対主義宣言」でしょう。「現実」なんか、溶けてしまえば好いんだ。

怒濤の展開を魅せた1978年に、ライバル「大滝詠一」は一体何をしていたのかな?其れは「音頭」です。此の「ONDO」カテゴリの起点となるのは、「YMO」と「椎名林檎」が誕生した「1978年11月25日」に同じく産声をあげた「大滝さんの大傑作」に在るのですが、、、其れは、別項で。


(小島藺子)

初出「COPY CONTROL」2005-4-25、6-4〜6-7 全5回連作



posted by 栗 at 23:25| ONDO | 更新情報をチェックする

2005年06月08日

「Koikana」創刊イベント関連記事

魔法使いは真実のスター+2(K2HD+HQCD盤/紙ジャケット仕様)


片瀬那奈がサッカー日本代表に女神のエール (サンケイスポーツ)
片瀬那奈がフリーペーパー編集長(日刊スポーツ)
恋成就率120%!!片瀬那奈(中日スポーツ)
片瀬那奈 頑張れニッポン (スポーツ報知)
片瀬那奈「常に恋愛してます」(Yahoo!ニュース、動画あり)



以上、ソースは全て消失しました。御安心あれ、「ゼンキロ」があるよ。


(小島藺子/姫川未亜)



解禁記念大引用大会
posted by 栗 at 12:35| EVENT | 更新情報をチェックする

2005年06月10日

2005年6月10日のINDEX

不良少年のメロディ~愛の鞭への傾向と対策(K2HD/紙ジャケット仕様)


雑誌情報

 4/27 「LUCi」2005年6月号
 4/30 「TeenGirl」2005年6月号
 5/01 「PS」2005年6月号
 5/09 「アスキー」
 5/09 「Oz magazine」
 5/16 「Chou Chou」
 5/23 「Ray」2005年7月号
 5/23 「VOCE」2005年7月号
 5/28 「LUCi」2005年7月号
 6/03 「Look!s」
 6/05 「FRaU」
 6/15 「TVぴあ」
 6/20 「PHaT PHOTO」
 6/21 「週刊女性」(修正しますた)
 6/28 「LUCi」2005年8月号
 7/01 「TeenGirl」2005年8月号
 7/10 「ar」2005年8月号
 7/28 「LUCi」2005年9月号
 7/28 「MORE」2005年9月号
 7/29 「YAHOO!JAPAN」


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 07:07| MAGAZINE | 更新情報をチェックする

「養老天命反転地」

養老天命反転地―荒川修作+マドリン・ギンズ 建築的実験


NANA DIARY 配信。

「W杯」→「Koikana」の流れは、先日のイベントと同じですね。あにい、別に解禁と騒ぐことじゃないぞ、こりゃ「お仕事」だね。

後半は、毎度唐突な「話は変わるんですが」で、プライヴェートで岐阜にキャンプに行った話。このへんの展開が、正直な那奈ちゃんらしいトコ。従順なファンは早速、検索してみましたよ。

「養老天命反転地」


(姫川未亜)



posted by 栗 at 21:11| 7D | 更新情報をチェックする

2005年06月11日

「レッツ・オンド・アゲン」がまた輝けば

多羅尾伴内 [DVD]


1. 「レッツ・オンド・アゲン」私論

大滝さんの大誤算は、自己レーベルを潰れたエレックからコロムビアに移籍する際に「年間4枚」の契約をしてしまったことでした。いえ、其の時にはナイアガラには大滝さん以外に「SUGAR BABE」「ココナツ・バンク」「布谷文夫」とコマが揃っていたわけでして、1976年にはエレック時代の2枚と新作2枚(「トライアングル1」と「GO! GO!」)で乗り切ります。しかし、タツローと銀ちゃんのバンドは解散し「トライアングル1」を最後に、彼等はみんなでナイアガラを去りますから、移籍早々「ひとりぽっち」になってしまうのです。ゆえに1977年と1978年で、大滝さんはひとりで8枚のアルバムを出さなければならなくなってしまいました。で、実際には1976年から1978年の期間でしたけど、「GO! GO!」から「レッツ・オンド・アゲン」まで、2年で8枚出してしまったんですな。

アイデアは豊富だったのでしょうけど、あまりにも無謀であり、なによりも全く売れなかったんですから、もーどーしよーもないんです。此の時期で一番売れた「CMスペシャル1」ですら2万4千枚、あの傑作「ナイアガラ・ムーン」がたったの2千枚、「レッツ・オンド・アゲン」は多くても500枚だって云うんですからね。1996年盤CDの解説で大滝さんが書いているのは事実なんですよ。つまり、あたくしは500人のうちのひとりだったのね。嗚呼、掛け値無しの大莫迦じゃん。

とは云え、此のアルバムにはお世話になりました。なんせ天下の「ロンバケ」のひとつ前の作品なんですから、そりゃーもー「大滝の前のレコードを聴かせてケロケロ」って云う輩全員に「此れだよーん」と聴かせてやりましたよ。だって、ホントのことだもん。ケロケロ


2. 「レッツ・オンド・アゲン」逸話

「スネークマン・ショー」でも活躍した小林克也さんが「ナンバー・ワン・バンド」を出す時に、大滝さんに試聴盤を聴いて戴き感想を伺ったら、師匠曰く

「うーん、面白いねぇ、僕のレコードの10倍は売れるよ。保証します。」

世の中「ロンバケ」の時代ですから「ええっ?大滝さんの10倍って、そりゃ何千万枚ってことかぁ?話半分でも凄いよ、ベストヒットUSA!!」と小林さんは有頂天になったんですけど、なんか売れないのね。5千枚くらいしか売れないってんで「大滝さん、全然ダメなんですけどぉー」ってお伺いを立てたら、師匠曰く

「当たったね。僕の『レッツ・オンド・アゲン』は500枚だから、丁度10倍だね。」

と、云うのは嘘です。ホントは小林さんのは1万枚くらいは売れたので、20倍なんですよ。師匠は一寸見栄をはったんですな。「1千枚しか売れなかったから」ってね。


3. 「レッツ・オンド・アゲン」がまた輝けば

世の中に所謂「ナイアガラー」なる輩たちを作り出したのは、勿論「大瀧詠一」の活動すべてが面白いからなんでしょーけど、「はっぴいえんど」や「ロンバケ以降」よりも「70年代ナイアガラ」に其の肝が在ると思われます。ナイアガラーは当然マニアです。ま、現在で云う「ヲタ」の元祖みたいな連中ですけど、一寸違う。で、大瀧さんは其のボスなんですな。徹底的にマニアックで、深い音楽の造詣をこれでもかとレコードに刻み、DJ(現在の様な意味ではありません)としても鬼の様に「趣味趣味音楽」をかけ続けて、数多の弟子を輩出した師匠なんです。

「はっぴいえんど」と云うバンドは、基本的に東京のぼんぼんが集まったのですけど、大瀧師匠だけは東北出身でした。上京し印刷会社に就職して、最初の呑み会で「大瀧、おまえも何かやれ」と云われザ・ビートルズの「ガール(一説には、ミッシェル)」を歌ったら、社長に「お前はクビだ。歌手になれ。」と云われ、音楽家の道へと進んだってのが「嘘のよーなホントの話」らしいです。

「NIAGARA MOON」「GO! GO! NIAGARA」「NIAGARA CM Special」「NIAGARA CALENDAR」などのコンセプト・アルバムは、宝の山と云って良いでしょう。「MOON」以外は、まだ深く語ってませんが、これから毎年出る「30周年盤」の時にでもゆっくりとね。

で、今回取り上げている「多羅尾伴内楽團」ってのは、大瀧師匠版「YMO」で在りまして、此れは長く再発されてないんです。唯一「VOL.3」に予定され制作開始された「レッツ・オンド・アゲン」だけが1996年に再発されたので、かろうじて入手可能なんですけどね。あたくしとしては70年代のナイアガラ作品は、1500円(税込)をみつけたら、すべて入手すべきだと思いますよ。高値が付いてる80年代の再発なんか無視してええよ。もうCD媒体としての「20年の寿命」が来てるし、もともと初期のCDは音が悪いんですから完全なマニア向け骨董品です。其の点、アナログは良く出来てましたね。少なくともビートルズのアナログがまだ聴けるんだから、40年以上は保つんですもん。

音楽を言葉で解説するなんてことが、如何に「無意味」なのかを「レッツ・オンド・アゲン」は教えてくれました。例えば「337秒間世界一周」が、何れだけの「ワールド・ミュージック」を内含していよーが、「禁煙音頭」を歌うのが誰で、コーラスがビーチ・ボーイズ風で、間奏で歌うのが誰であろーが、発表当時は歌詞のみしか掲載出来なかった「河原の石川五右衛門」が何れだけアナーキーであろーが、ラスト2曲で布谷文夫の怪唱へと雪崩れる頭で、密かに確認出来る、あの「颱風」を思い起こさせる大瀧師匠のカウントが、哀しくもかっこよかろーが、んなこたーどーでもええのよ。

よーするに、此れが「面白い」なら其れでええんだ。あたくしは「面白かった」し、今でも「愉快」で、未だに「謎だらけ」なんだよ。例えば、此のアルバムのジャケットが何故「ABBEY ROAD」なのかなぁ?とか思ってたら、クレージー映画のラスベガスだったりもしてね。細野さんにも共通する「無国籍音楽」が、未だに真に受け入れられない不可思議さなんかもね。つーか「YMO」とか「ロンバケ」なんて、ホントはもっと謎だらけなんだけどさ。

そーゆーくだらねーことを考えちゃう輩が27年も経つのに「なかなか」いないので、こーやってえらそーに講釈たれられるわけだな。あ、つまりニーズも無いのかしら。

兎も角、1978年11月25日は「日本語ロック史」にとって「夜明け」だったと云えるでしょう。「ONDO」と「YMO」と「RINGO」が、同時に出現したのですから。


(小島藺子)

初出「COPY CONTROL」2005-6-9〜6-11 全3回連作



posted by 栗 at 18:35| ONDO | 更新情報をチェックする

2005年06月12日

「まだ見ぬ強豪」

ドリーム学園 地獄の集団レイプ狂想曲 南波杏・及川奈央・坂下麻衣・渡瀬晶・Kay 他 [DVD]


たまには観ておかないといかんな、と思いまして「ワールド・プロレスリング」にチャンネルを合わせたんですよ。そしたらなんか外人が出てるんですな、小柄なので新しいジュニアのレスラーかな?と思ったら、サッカー選手の「アレッサンドロ・デルピエロ」じゃないですか。「おまえさん、なにやってんだ?番組間違えてるぞ」って思いますよね。其れがね、なんか日本に来てたってんですよ。でも其れと新日本プロレスと何の関係が在るのかと、あ、そーかイタリア遠征したから前振りね。

ところがだ、番組は延々とデルピエロにインタビューしてるわけですよ。昔の試合を見せて「これはケンゴ・キムラー(怪獣か?)だね。」とか「んー、もー20年も昔の事だからねー、思い出したタツミ・フジナミだ!」とか名前当てっことかやってんですよ。どーもガキの頃プロレス好きだったらしいんですよ。妙に詳しいのよさ。そんでもって背広着た「ドラちゃん藤波」の登場ですよ。んで、夢の対談!!ですよ。誰の夢?もうね、(ry

挙げ句に、タイガーマスクの覆面を渡すためだけに「稲妻ケンゴ」まで背広で駆けつけての「大接待」ですよ。いやぁー、天下の「WWE」も腰を抜かす展開に目眩がしましたよ。結局、貴重な30分は全部「デルピエロ」特集でしたよ。名前当てゲームで大昔の試合がちらっと流れただけだもんね。てか、其れだって「テレビ内テレビの映像」ですから。

「毎年折角のジュニアの祭典が、下らないことで潰されてる」なんて専門誌で怒り狂って吠えてた「4代目タイガーマスク」はVTRで「初代」のふりしてデルピエロ様にサインの大サービス、たまたまイタリアに行ってて夢を壊さずに済んで良かったね。てか、本物の今じゃ太った佐山が出て来たら「あんた、誰?」で「がちょーん!」な話だったけどな。あたくしは、そっちのガチな展開の方が好きだが。

昔「ギブアップまで待てない!」ってバラエティー番組になった時だって、此処までは落ちてなかったよな。ホントにプロレスは終わってしまったんだなぁ、、、片瀬那奈ちゃんが観てたら喜んだかもしれないけどさ、あたくしだって片瀬クンの影響で「フットボール」は好きになったんだけどさ、深夜まで起きてたのは「プロレス」が観たかったからなんですよ。

其の後に放送してた番組で鶴瓶師匠が「プロレス知らんのや」と云いつつ、何故か馬場さんの弔辞を読んだ話なんかを披露して「くりぃむしちゅー」と「ロンブー」を唖然とさせてたり、裏番組(テレ東)で及川奈央が「ヨガ」をやって「ヨガる夜」って、べた過ぎなことやってた方が、よっぽど「プロレス」だったぞ。

「嗚呼、、、」(つげ義春さん声で)


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子)



posted by 栗 at 22:22| KINASAI | 更新情報をチェックする

2005年06月13日

「ワシは牛とやったから、前田くん、
 君はライオンとやりなさい。」

空手バカ一代(7) (講談社漫画文庫)


かつて金曜8時で20%を超える栄華を誇った「ワールド・プロレスリング」が、現在の様な状況にまで堕ちたのは、昨日今日でってことじゃーない。「新日本プロレス」にも浮き沈みは何度も在って、其れでも「業界ナンバー1」としての地位は揺るぎなかった。「K-1」や「PRIDE」が出現しよーが、其のすべてを呑み込む力が在った。其れは元々其の源流が「新日」に在ったからだ。なのに、堕ちた。堕ちた過程を語ると長くなるので、此の一年の「IWGP王者」の変遷を見てみよう。

一年前の王者は、なんと「ボブ・サップ」だったのよ、覚えてないでしょ?3月に、ケンスキーからベルトが移動した時のサップは、まだまだボロが出てなかったので5月には中邑をもくだして「永久王者」とまで云われていたのです。ところが「太陽の天才児」との防衛戦を前に行われた5月、K-1主催の「ROMANEX」で、「ガチで藤田がサップに勝ってしまった」のよ。ただ勝つだけじゃなく、正に「完膚無きまでに叩きのめして」しまいまして「心を折って」しまったんですな。ほらね、プロレスラーは強いんだよ。

此の試合は総合ルールですからタイトルはかかってなかったけど、到底サップにタイトル戦をやる気なんかなくなります。其の後も連敗し、株は大暴落。サップを潰したのは、ミルコ(「目が折れた!」)じゃなく、藤田なんだけどなぁ。此の時は「ガチで新日がK-1に全勝」してるんですよ。なのに、バーターでやったドームの方は仲良く引き分けになってて、しかも「シナリオ通りのプロレス」だったんだから話になりません。ま、ガチでも柴田が武蔵に勝てたかどーかなんて分りませんけどね。其れにしたって、ファンを莫迦にしてますね。

ま、そんで6月に藤田がサップの代わりに棚ちゃんとやるんだけど、此れはもー「悲惨な試合」でした。一応ブックは在ったとは思うけど、藤田ってぇのは恐ろしい奴です。てか、棚ちゃんのこと嫌いなのかな?こないだのドームでも、子供あつかいにして、はり倒してたしなぁ。「アノコの件」と関係あったりしてな。7月には柴田と防衛戦、こっちも半分ガチで藤田はやりたい放題。挙げ句に「俺は新日所属じゃねーよ」ってんで巡業なんかには付いて行きませんし、防衛戦もやりゃしない。

此れじゃ興行の目玉にならねーってんで、10月に再びケンスキーにベルトを移動させよーと、「総合慣れした藤田が両肩を付けた状態でスリーパーをかけ続け、プロレス・ルールでフォール負けする」と云う、とんでもないシナリオを考えて実行させます。よーするに、ガチではやらせられんってことですよ。藤田、勝ちゃいますから。で、藤田にも傷が付かないでベルトだけ返してくれと、んでもって其れが所属選手だと批難轟々なんで外様の便利屋さん「ケンスキー」にやってもらおーと。もう国技館は暴動寸前ですよ。だからこそ、あの時「北斗」はすべて承知のうえで大暴れしたんですからね。流石は「女・猪木」と呼ばれただけあります。ケンスキーは、ええ嫁をもらったね。其の後、ケンスキーは11月に棚ちゃんとみのる相手に防衛し、12月には、しっかり天山に返します。ええ仕事をした御褒美にMVPももらいました。立派なプロレスラーだと思います。

ところが、ところが、満を持しての今年2月、天コロコロすけが大事なトコで脱水して滅茶苦茶。小島が仕方無く預かって、3月に中邑と60分やってから、5月に返したと。此の返す時の試合が、藤田にしろ小島にしろ、如何にも「やる気ねーっす」って顔で来るから、新日も舐められたもんですな。其の点、高山やケンスキーなんかは生活が掛かってるとは云え、大人だったなぁ。小島は大好きなので一寸ガッカリな展開だったけど、アレは天山が「ボケナスちゃん」だったとしか云えません。流石の小島も呆れたんでしょう。

よーするにアレだ、今の新日は、プロレスなのかガチなのか、迷いが在るんですな。そりゃ、ガチじゃ興行は成り立たないけどさ。だったら「ノアだけはガチ」でええじゃんと、TV中継にチャンネルを合わせたら、WWEにもはるかに及ばぬ三文芝居(女子レスラーにリング上でプロポーズして振られる、髪切りマッチで御約束のロートルが丸坊主)なんかを見せられて、げんなりですよ。で、K-1もPRIDEも、明日は我が身だと思うよ。

「嗚呼、、、」(ぐだぐだ、つづきそう。)


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子)



posted by 栗 at 22:31| KINASAI | 更新情報をチェックする

「できちゃった結婚」再放送予定

できちゃった結婚 DVD-BOX


フジテレビ「チャンネルα」のワクで、6/14〜27 にアノ「黒ビキニ」が還って来ます。

 6/14(火) #1 15:58〜
 6/15(水) #2 15:58〜
 6/16(木) #3 15:58〜
 6/17(金) #4 15:58〜

 6/20(月) #5 15:58〜
 6/21(火) #6 15:58〜
 6/22(水) #7 15:00〜 ☆(時間変更?注意)
 6/22(水) #8 15:58〜 ☆(かと思えば、二話連続、要注意!)
 6/23(木) #9 15:58〜
 6/24(金) #10 15:00〜 ☆(時間変更、要注意!!)

 6/27(月) #11 15:58〜


(姫川未亜)



posted by 栗 at 23:34| ACTRESS | 更新情報をチェックする

2005年06月14日

「離婚弁護士II〜ハンサム ウーマン〜」#9 え!?不倫弁護士

yazawa―矢沢心ファースト写真集


フジテレビ 21:20〜22:14(「K-1ワールドGP 2005 in 広島」放送時間延長の為、20分繰り下げて放映。)

片瀬那奈 as 緒方亜紀


念のため、30分余計に録画予約しといて良かった。K-1で何が在ったか知らんけど、進行悪いなぁ。プロレスに学べよ。本日より「でき婚」の再放送も始まりCX様々状態ですけど、ま、今日は「赤と黒」で「にやにや」でしたね。

今回は「三角関係の蚊帳の外」だった亜紀ちゃんの「逆襲」に期待しましょう。しかし相手も「亜希子」って、狙ってんのかな。


(小島藺子/姫川未亜)



「離婚弁護士II〜ハンサム ウーマン〜」公式アーカイブ


次回予告
posted by 栗 at 22:15| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「I STILL LIKE HER」

片瀬那奈 2005年度 カレンダー


御免、今日は忙し過ぎるわ。「那奈ちゃんドラマ祭り」に「tare いよいよ終焉か?」なんですよ。しかも残業ですよ。そんで「リコベン2」→「でき婚」と観てたら、少し切なくなった。2001年を、一寸思い出しちゃってね。あたくしは、あんまり過去のドラマを見返したりしないんですよ。こうして再放送でも無いと、改めてじっくりとは観ないんだよね。

其れにしても、那奈ちゃんは一番大事なトコは、ちっとも変わってないな。なるほど、ずっとファンでいられたわけだ。「あにい」じゃないけど、コノコは一生モンかもな。


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 23:23| ACTRESS | 更新情報をチェックする

2005年06月15日

「TVぴあ」No.447(6/29号)

Gorilla


発行/ぴあ

「今週の連ドラ ファッションチェック」に登場。

カラー1頁(P130)、「春ドラマ最終回ナビ!」中のP16にも、第8話からのワンカット在り。

 取材・文/細田ゆり
 撮影/村上厚志


「セレブな受付嬢・亜紀のお気に入りは ゴージャス&グラマラスなデニムスタイル」てなわけで、第8話からピンクを基調の衣装での「亜紀ちゃん全身ショット」と、「ケロケロ」シーンにちなんでグリーンのコーディネイトを大公開。詳細にメーカーや価格も表示。ついでに、しっかりベルトもオススメ。

此れは実用性も資料的な価値も在って、片瀬那奈ちゃんファンには、とてもお買い得です。


(姫川未亜)



posted by 栗 at 20:49| MAGAZINE | 更新情報をチェックする

2005年06月20日

「PHaT PHOTO」vol.25(2005年7-8月号)

レッツ・メイク・アップ・アンド・ビー・フレンドリー(紙ジャケット仕様)


編集・発行/(株)シー・エム・エス、発売/ぴあ

表紙、『テラウチマサトが撮る「ポートレート撮影」vol.11 片瀬那奈』に登場。

カラー7頁(P1、P92〜P97)

(目次にもワンカット、P113にサイン付きポラロイド写真プレゼントも在り。)

 Photgraph : Masato Terauchi
 Hair & Make-up : Jin Murahara (nude)
 Styling : Katsuhiro Yokota (FLORAL WATER)
 Text : Shoichi Miyake
 Cover Design : Atsushi Takeda (SOUVENIR DESIGN)


写真専門誌らしく、片瀬那奈ちゃんの美しいポートレートが観れます。本文のイメージに関する記述は、図らずも「No Image」計画の意図と酷似していて、個人的に驚きました。

公式告知「表紙は片瀬那奈さんです!」


「THANX 4 ushio」 (小島藺子)



posted by 栗 at 21:07| MAGAZINE | 更新情報をチェックする