イコ:そろそろ、タイトルを代えないか?
未亜:あれれ、いきなりだなぁー、姐御、本格的に復活ですか?
イコ:あのなぁ、おまいが「もう今月はどーにもなりまへんがな、たすけてくださーい!」と、
未亜:姐御、ネタが古いよ。
イコ:はぁ?
未亜:僕なんか最新ネタだよ、今日観たTVで那奈ちゃんが云った「いきなりだなぁ」をいきなり無断借用ですよ。
イコ:だから、何が古いんだよ(いらいら)。
未亜:姐御、さっき「セカチュー」のマネしたじゃん。古いよ、もう置いてけぼりだね。
イコ:ぼけなす!!ジョンだろ、HELP ! だろ、ありゃ。「助けて」って云うと「セカチュー」とかしか連想出来ないから、おまいは(以下延々と続くので略)
未亜:落ち着いてよ、姐御。
イコ:大体だな、何が「置いてけぼり」なんだよ。何が古いんだよ。え?今の何れが新しいんだよ?説明しろよ。
未亜:ループしてるよ、姐御ぉ。
イコ:新しいモンなんて何処にも無いだろーが、おまいだって片瀬に求めてんのは「あの頃の那奈ちゃん」とか云ってんだろーが、拡大再生産を望んでんだろーが、もうね、あほかと、ぼけかと、
未亜:いや、片瀬那奈ちゃんは成長してますよ。ただ、女優としては「さくら」や「理恵子」の路線が良かったから、今回の「亜紀」でやっと其の後の展開が、
イコ:そんなわけわかんない戯言は「那奈ちゃんねる」でやれよ。またしてもおまいの口車に乗せられて、下らない掲示板を作らされたあたしの身になれ。
未亜:おや?「那奈ちゃんねる」は、姐御の念願だと聞いてますけどね。
イコ:初めにblogを作った「したらば」にもどったってだけだよ。何でアレがあたしの念願になるんだよ。あたしが居るのは「コピコン」だぞ。
未亜:ああ、彼処は見事に姐御に乗っ取られましたね。
イコ:つーか、此処だってとっくの昔にあたしの場所だろ?タイトル代えろって。
未亜:そうしますか。
イコ:あれまぁ、素直だね。
[ 突然ですが、改題します。]
「今月のイコちゃん」
vol.35 <Every Little Thing>未亜:此れで、ええっすか?
イコ:あのなぁ、これじゃなんも変わってねーだろー?
未亜:いや、もう、ぐだぐだなんですよ。
イコ:ホントにやる気ねーんだな、チミは。
未亜:はい。
イコ:最初に「あれ?此れは違うぞ。」と誰でも気が付くのは「レリビー」「ゲバ」「アクロス」あたりで、
未亜:姐御、どーしたの?
イコ:(無視して)ジョージ・マーティンとフィル・スペクターが、同じ曲をそれぞれ別にプロデュースしたってのが在るわけだよ。其れを聴くと、厨房でも「此れ違う!」って鬼の首を取った様な気になったわけだ。シングルとアルバムが明らかに違うんだよ、で、此れはテイクが違うんだと思って居たわけだ。ところが、よくよく聴いてみると「レリビー」も「ゲバ」も基本的には同じテイクを元にしてるって分ってくるんだな。其れでも「アクロス」は絶対に別のテイクだろーと思うわけだ。
未亜:あのぉー、何を云ってんのか、
イコ:(完全に無視して)なんと「アクロス」までもが同じテイクから作られたと理解した時に、よーやくミックス違いの面白さが分ったのね。そーやって、よく聴いてみると、ビートルズにはテイク違いってのがほとんど無いってことに気付くのよ。当時は正規音源がすべてだったから、尚更ミックス違いってのに魅力を感じたんだよね。
未亜:あー、なるほど。僕も那奈ちゃんのプロモとか聴いてね、ミックス違いって面白いって、
イコ:(全く我関せずで)ステレオとモノラルでは、わざと別のミックスをしてたりするんだけどね。ビートルズはモノにこだわって居たらしいから、オリジナルはモノなんだろーけどさ。だから、ステレオ盤しか存在しないもんは仕方無いけど、ホワイト・アルバムまではモノラルでCDにしなきゃダメだよね。去年出た米盤の箱みたいに「2 on 1」でってのも在りだけど、やっぱオリジナル紙ジャケ仕様でモノラル盤を出すべきだよ。
未亜:いや、姐御は全部持ってるじゃん。
イコ:あ、未亜たん。まだ居たの。
未亜:酷いよ、姐御、、、対談しよーよ。
イコ:ええけど、チミについてこれるのかな?
未亜:任せて下さい!ミックス違いって云ったら、片瀬那奈ちゃんの、
イコ:(馬耳東風)なんとかミックスとか謳って粗製濫造するのとは違って、オリジナルのみってのがビートルズの魅力よね。213曲がすべてなんだよね。勿論、現在では公式にアウト・テイクやBBC音源、リミックス音源も出たけどさ。黒い箱に入ってるのが現役時代の公式音源ってのは変わらないのよ。もうね、素人が勝手にリミックスしてブートにする時代ですよ。でも偽物は、つまんないんだよね。あくまでも、現役時代に公式に発売された音源を聴き込むのが楽しいんだよね。
未亜:前から云ってるけど、姐御は終わってますね。今は2005年だよ。
イコ:あー、未亜たん、まだ居たの?あーたさぁ、大滝さんの新作は聴いたかい?
未亜:新作って、、、30年前の作品をリイシューしただけじゃん。
イコ:相変わらず、とことん、分ってねーなぁー。アレは新作だろーが。磨いてんだよ、師匠は。
未亜:磨くって云うなら、ビートルズのリミックスも同じでしょ?
イコ:違うんだなぁー。ビートルズは在る意味完成してたのよ。未完成でも、其れで良しとしたのよ。唯一「レリビー」だけは、ポールが納得してなかったからリミックス盤を作ったけど、逆にあんなのを聴くとオリジナルの「レリビー」も悪くないなって気にさせられるんだよ。大滝さんはね、生前の手塚先生みたいな感じかな。作品を磨くのは作者の義務で、そーしないと、聴いてもらえないと思ってんだよ。聴き手が何を云ってもしょーがねーよ、作者が生きてるんだからさ。でも、大滝さんのやり方は好きだけどね。新録せず、過去の音源を磨き続けるってのは、潔いと思う。
未亜:こんなこと云ってる姐御のバックで「レボ9」の別ミックスを聴かされて、僕は泣きました。
イコ:分ってねーなぁー、さっさと「ゲバ」の世界に来いよ。
未亜:「ゲバ」の方がまだマシですよ。何なんですか?ミックス違いなんて、さっぱりわかんないし、面白くも何ともないよぉ。
イコ:そーか、よくぞ云ってくれた。もうええよ、未亜たんには無理だったな。
未亜:はい、やっぱ僕は那奈ちゃんの、
イコ:あー、それそれ、片瀬のプロモとかな、アレ全部あたしが引き取るから安心して正規盤だけ聴いてろ、な。
未亜:はぁ?
イコ:「はぁ?」じゃねーよ。おまいは「ミックス違いなんて面白くない」と云っただろーが。
未亜:ええっ!!違うって、那奈ちゃんのは別で、ジャケとか、あの、その、
イコ:音楽を聴けよ。ケラケラ
未亜:きたねーー!!姐御、今回は最初から那奈ちゃんのレア音源狙いで来たのかよ。
イコ:「那奈ちゃんの」は余計だな、「レア音源」狙いは正解。
未亜:姐御、酷過ぎるよぉ、、、ぐすぐす、ひっひっひ、びえーん!!
イコ:分った分った、じゃあこーしよーじゃないか。一応、「デビュー曲だけは其の侭貰う」けど、他のヤツは中身のCCCDやCDやDVDだけ抜いて、ジャケだけ残しといてやるからさ。な、此れでええだろ?もう泣くな。
未亜:あんたねぇ、一緒に「片瀬那奈全記録」やってて、よくもそーゆーことが云えるね。
イコ:ん?なんか問題あるか?
未亜:姐御ぉー、那奈ヲタなら、納得出来ないって分るけど、落ちになんねーよ。
イコ:だって、最早、此処は「那奈ヲタ」しか見てねーんだろ?
未亜:いや、もう誰も見てないと思うよ。
イコ:そーか、じゃあやりたい放題だな。ケケラケラケラ
未亜:うん。Z、D、G、NSって何?
イコ:其れはね、
未亜:おっと、つづきは次回ね。
イコ:なんだよ。
未亜:こーゆーのもええじゃん。
イコ:さっぱり良くないよ。ムズムズする。
未亜:一応、今回で「月刊・未亜」が唐突に終わったからさ。其れでええじゃん。
イコ:甘いな、未亜たん。
[ 突然ですが、哀しいお知らせです。]
いままで「今月のイコちゃん」を愛読してくれてありがとう。
来月からは「月刊・未亜」として、またみんなと逢えるから泣かないで、
お願い。
未亜:酷いよ、、、姐御。
初出「hilite」 (小島藺子/姫川未亜)