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2004年08月01日

「月刊・未亜」mia27〈永遠〉

TELEPATHY (CCCD)


未亜:♪あたらしいしゃつにそでをとーしながらぁー♪

イコ:いきなり別れの歌だ罠。ついに此のへっぽこ連載も終焉か?思えばあたしとおまいはヨーダとマックス並みに反りが合わないわけで、そのわりには長く続いたんぢゃねーの?御苦労さん、名誉会長にでも就任して余生を全うしてくれ。

未亜:相変わらずAB型特有の自分勝手な妄想が素敵ですよ、姐御。林檎ちゃんも禁煙で東京事変、UAも絶好調、コジマユも秋からリリースラッシュにツアー、終わるわけないでしょ。ダイナマイトや不埒の原曲も早速ゲットしちゃって、流石でつね姐御。

イコ:ん?おまいの最大のメンゴはどーしたんだよ。今挙げたのはどっちかとゆーとあたしの担当だろ?確かにUAのリキッドは良かったぞ、うん。

未亜:最大のメンゴ?さて誰のことかしら。

イコ:おまいは、、、ついに捨てたのだな、哀れなり那奈たむ。

未亜:私が片瀬さまを捨てるわけないでしょー!!釣りでつよ。そーやって姐御の方から話題を出させると。うふふ、こないだも一曲ゲストの為に☆ちゃんのライヴに逝きますたよー。

イコ:こないだって7月末ぢゃねぇーか?おい、てめぇまた其れで此処の締め切り延ばしたんだな?417くんに土下座して頼み込んだって話を小耳にはさんだけどな、誘われてた写真展にも逝かず一体何処に逝ってたんだ?

未亜:えっ?いや、その、あの、原宿でつ。。。

イコ:ばかちん!!写真展と同じ場所、同じ日時で、すっぽかしたわけかぁ?

未亜:だからぁー、那奈たむがねぇー、

イコ:Shine

未亜:♪ひとはだれでもぉー♪いや其れも期待したけどさ、今回は☆のゲストだからふたりでGET HAPPYを、

イコ:だから氏ねっつってんだよ。昔のネタだぞ、あたし的にはベタすぎて嫌だっつーの、忘れたのかよ。

未亜:てか今回は楽ですね。やたらとスクロールしなくて良いし、

イコ:また舞台裏バラして逃げるんだな。つーか、もともとあたしはテキスト作ってたんだから変わらん罠。おまいが勝手に携帯で打ち直して居ただけだろーが、ぶぉけぇっ!!よくもまあ26回も携帯で5000文字テキスト打ったよな、今時パソコンなしで一体どーやってたんだ?

未亜:姐御はひとのこと云えません。某巨大掲示版でビートルズの全曲カヴァーリストをパソコンなしでどーやって。。。

イコ:暴露しまくるなよ、おい。あれはな、自宅で手書きしたモノを会社でテキストにしてコピペしてたんだよ。対談になる前におまいに渡してた「日本人の為のビートルズ講座」草稿も手書き原稿だっただろ。そーゆーおまいは片瀬の公式にどーやって書いてたんだよ。つーかあたしはミスター高橋か?

未亜:今時手書き原稿って。。。私は勿論、携帯で打った草稿をPCメールに転送してですね、それをテキストにコピペして厳重に赤入れて手直ししてから公式にコピペですよ。高田か俺は?

イコ:夢も希望もない展開だな、おもいっきりアナログな連載だったっつーことだ罠。あたしはシャレでやってたからアレだけど、あんたはマジでネットしてたんだからさ。パソコンなしで4年って異常ね、ケラケラ

未亜:姐御が夜中にマンガ喫茶に駆け込んだのを何度か目撃してるんでつけどぉー、ホワイトアルバムさんとか云う名前でくだらない質問に答えて悦に入ってる姿を。。。自宅でCDガンガン聴いて書物を調べてメモした上にネットでも検索、全く御苦労様としか云えませんね。

イコ:何を根拠にあたしだっつーのよ、ホワイトアルバムさんっつーのは彼処の匿名だろーが。おまいこそ片瀬スレとか最近はKANスレとかに書き込みしてんぢゃねーよ。どあほっ!

未亜:KANスレ?書いてませんよ、てかKANって誰よ?

イコ:シラバックレてんぢゃねーYO!仙台のお嬢さんに脅されて荒れそうになったKANスレを軌道修正しただろーが?大体なんで今更KANなんだYO!

未亜:あのね、うんとね、私がKANに傾倒したのは最近なんだよね。お尻でオルグられたわけだが、正直姐御の方がハマって居るんでないかい?此処はポールだ、こりゃスティーヴィーだ、ありゃりゃ丸っきりビリーだとか云ってさ。iTunesに最初にCLOSE TO ME入れたの姐御でしょ?

イコ:あたしは純粋に音楽家として彼を尊敬してるの、おまいは不埒なんだよ。なにがお尻だ、なにがニーノだ、なにがホタルだ、なにが孔雀だ甘海老だ、エロエロ云ってんぢゃねぇーYO!!大体な、お尻はアルバムのコーラス入りが良いのに、おまいは何でシングルをiTunesに入れたんだYO!!!

未亜:十分詳しいですなぁ、私はね、曲が聴ければ良いんですよ。ヴァージョン違いとかね、そーゆーのはね苦手でね、元ネタとか原曲とかどーでもええ。パンピーぢゃけんのぉ。

イコ:はぁ、おまいにはアーティストを語る資質が無いんよ。資格は誰にでも在るんだけどさ、資質だけはどーにもならんのよ。片瀬に関してだってあたしの方がよっぽど良いこと云って来たもんなぁ。よーするにおまいはミーハーなんだよね。

未亜:音楽なんて語るモンではないんでないかい?姐御。演奏したり聴くモンだべさ。音を楽しむのが音楽だべさ。

イコ:だったらおまいは此の連載をやってく意味ないだろーが。やめろやめろ、片瀬の公式で提灯書き込みだけしてろよ。

未亜:文字からは音なんか出ませんからね、でもね、悪いけどって全く悪くないし謝る必要も無いけど、俺はやめねぇーよ。

イコ:其処までオルグられてどーする?バカぢゃねぇーの。あと俺とか云うな、キャラが違うYO!

未亜:そうぢゃないんだ、かつてはみんな自由になる為にはアーティストの世界に逃げ込まなきゃ無理だったのさ。でも段々と変わって来たんだよね。一見パンピーでも楽に逃げる道がドンドン出来て、ネットも其のひとつさ。俺はね、昔は30以上は信じないって思ってたんだ、うん。でも今は30以下は信じないって思うぞ。自由になるって事に俺は犠牲と責任を持って来たからね。

イコ:あんたはもともとイカレてるからね、ずっとピーパンで居れば良いの。あんたがパンピーなわけないでしょ。そーゆーバカが居てもいいんぢゃないの?よーするにおまいはロックの人なんだからさ骨はあたしが拾ってやるよ。

未亜:姐御がそんなに優しいと困るなぁ、いよいよ俺は終わりって感じだよ。

イコ:あたしはいつだっておまいに甘いし優しいんだよ。未亜なんて、何時辞めたって良いんだよ、よしよし。

未亜:だからぁー、私は辞めないってばさ。今更しょーがねぇーべさ。つーか未亜ってもともと娘キャラだったんだよね、キティラーの16歳って姐御がXったXX存在でさぁ、そいつがメインになってるってトコが変なんでしょ?私なんて所詮は脇役なんだもん。

イコ:ネタをバラしすぎでつYO!未亜たん。

未亜:いいぢゃん、今回は暴露大会なんだからさ。でも未亜ってのはそもそもメインでも何でもないってのは本当だからさぁ、単なるHNだよ。でも姐御がイコで出て来てくれた時は嬉しかったよ。俺さ、ひとりぽっちでどーしよーって思ってたんだよ。ネットは初めてだから未亜で逝くってのは理解出来たけどさ、色々在りすぎたよぉ。。。

イコ:あーあ、未亜たん終わったな。あたしは、もう母親の様な気分だよ、うん泣け。泣きたいだけ泣きんしゃい。

未亜:うん、俺もそー思うわ。これじゃねぇ、もうみんなのアイドル未亜たんぢゃねーもんなぁ。。。

イコ:大丈夫。おまいなんか居なくとも世界は何も変わらないし、あたしも変わらない。だからさ、もう良いよ、うん君は頑張った。

未亜:うん、そーだね。安心して成仏。。。おいおい何だよ、この展開は?

イコ:ん?未亜の終焉でしょ?自分で認めて居るではないか。大体やね、チミはもはや何も語れないんだよ。恋は盲目、アイドルは恋しちゃダメなのよ。ゲラゲラ

未亜:よーーーーくわかったよ姐御。あんたは私を抹殺したいんだな?此のノートパソコンだって、私が購入したのにぃ。

イコ:うん、そのとーりだよ。だからさ、あんたの役目は終わったの。所詮、未亜なんてパソコンを入手する為の手段に過ぎなかったのよ。

未亜:それにしては随分と長い役目だった気がしますけどぉ。。。

イコ:だって、面白かったんだもの。でもね、あたしはおまいなんか居なくたって平気だしさ、他のいわゆる未亜ヲタだってそーなんだよ。おまいはおまいが思ってる程たいした奴ぢゃねーんだYO、泣け!ほれほれ、跪いて己の存在をあたしに示せ。でもね、あたしは何もしないで、無視してやる。みんながイメージする未亜の侭で逝け。

未亜:姐御、わけわかんねぇーよ。

イコ:目を覚ませってことよ、あんたさ、おかしいよ。

未亜:そりゃお互いさまだよ。つーかさ、未亜は夢を見てるだけなの。だって未亜なんだもん。

イコ:なんだよ、心配して損したな。流石に本気かと思ったのだけどね、あんたはマジになると何か買うからさ。

未亜:あーん、姐御。其れ云っちゃ嫌ん。モチベーション必要でしょ?確かに未亜になってからモノまで買わせるっつーのは初めてだったね。

イコ:なんだよ、其の未亜になってからってのは。

未亜:だってさぁ、未亜なんて書くなとか云われたんだよ前は、つまり未亜では無い頃はさぁー。車、電話、マンション、ウクレレ、パソコン色々買ったなぁ。結局モノが残るんだよね。

イコ:おまいなぁ、いいかげんにしなさいね。相手のことも考えなさいよ、自分勝手過ぎ!サイテーだよ。

未亜:今回は祭なんだからさ、ええの。勝手に愛してるからさ、ええの。

イコ:あたしはそんなの絶対に認めない。未亜は死んだ。あたしが今、殺した。

未亜:ありがとう。

イコ:どーいたしまして。


初出「hilite」 (小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 00:15| MIAMIA | 更新情報をチェックする

2004年08月03日

「私のファンの方も見に来てくれてびっくり!」

GET HAPPY


NANA DIARY 配信。(火曜日)

7/30の「ViVi night」と、7/31の「PIANO GANG STA☆ Vol.6」について片瀬那奈ちゃんが語ります。

「ViVi night」は、「カワイイ女の子達ばかりの前でのライブで、いつもより緊張しました。」とサラリと流し、噺の中心は星村麻衣ちゃんとの共演に重きを置いています。

「当日は私のファンの方も見に来てくれてびっくり!「よく分かったなぁー!」と思いましたよ。」などと云いつつも、最初に「ホームページに分かる人は分かる感じに書き込みました」とネタバレしているのが可愛いです。


(姫川未亜/小島藺子)



posted by 栗 at 22:07| 7D | 更新情報をチェックする

2004年08月08日

「NANA KATASE 777 完全セットリスト」

Shine/REVENGE~未来(あす)への誓い~(初回)(CCCD)(DVD付)


2004.02.06 Fri. @velfarre/TOKYO

1st stage (銀のレザー)
 01. Change this World〜 GALAXY〜A・I・O〜 MY LIFE
 02. Communication〜 Babe

DJ:NANA

2nd stage (ピンクのつなぎ)
 03. Every***
 04. Necessary (→退場)
 05. Babe-Huge remix- (BGM、プロモ・コラージュ最新版映像)
 06. ミ・アモーレ (初披露、黄色のミニ)


2004.03/05 Fri. @velfarre/TOKYO

DJ:NANA

(銀のレザー)
 01. Change this World〜 GALAXY〜A・I・O〜 MY LIFE
 02. Communication〜 Babe (→退場)
 03. Deep Forest  (BGM、屋久島での映像)

(ピンクのつなぎ)
 04. FANTASY
 05. Every*** (→退場)
 06. Babe-Huge remix- (BGM、プロモ・コラージュ最新版映像)
 07. ミ・アモーレ (黄色のミニ)


2004.03.06 Sat. @cafe abime/NAGOYA

DJ:NANA

(黒のテバサキ5Tシャツ、黒いジーンズ)
 01. FANTASY
 02. Every***
 03. ミ・アモーレ


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 22:38| MUSIC | 更新情報をチェックする

「NANA KATASE / singles vol.1」

GALAXY/TELEPATHY (CCCD)


Debut Single
『GALAXY TELEPATHY FANTASY』

2002.12.4 on sale
¥1.260(税抜/1,200)AVCD-30408

 01. GALAXY
 02. TELEPATHY
 03. FANTASY
 04. TELEPATHY (Dub's Bootable Re-build Remix)
 05. GALAXY(Groovediggerz Remix)


同一品番でサンプル盤、初回限定盤(ピクチャー・レーベル3種)、通常盤、ウインター・ヴァージョン(ピクチャー・レーベル3種)が存在します。サンプル盤に関しては当然各種製造されたと考えられる為、14種を集めてコンプリくん達成でしょう。

また『GALAXY TELEPATHY FANTASY』にはプロモ盤も存在します。CD品番はAVCS-10748、市販されているモノとの大きな違いは、以下2点。
 1) ジャケットがモノクロで完全別ヴァージョンである。
 2) ジャケットには3曲の表示が在るが、収録されて居るのは2曲のみ
 (01. GALAXY 02. TELEPATHY)で、しかもラフミックスである。

そして此のプロモ・ヴァージョンにはカセットとアナログ盤も存在します。カセットはピンクの別ヴァージョンジャケットでCD同様ラフミックスを収録。

問題はアナログ盤で、3曲入りでスリーブなしの12インチ仕様で、

 A-1. TELEPATHY (Groovediggerz Remix)
 A-2. TELEPATHY
 AA-1. GALAXY (Groovediggerz Remix)

A-1がアナログのみのリミックスの様。また確認は取れていないものの、CDRヴァージョンも存在すると考えられます。

尚、「FANTASY」はアルバムでは別ミックスが収録されたが、タイアップであった「GALAXY」(テレビ朝日系ドラマ「逮捕しちゃうぞ」オープニング・テーマ曲)と「FANTASY」(テレビ東京系アニメ「ヒカルの碁」主題歌)には「TVサイズ・ヴァージョン」も当然存在します。また、2nd single 「Babe」 初回盤特典DVDには 「GALAXY」&「TELEPATHY」 のミックス・ヴァージョンが、4th single 「Necessary」 初回盤特典DVDには 「FANTASY」 LIVE in 恵比寿ザ・ガーデンルームが、それぞれ収録されています。

容祖兒(ジョイ・ヨン)の「DUN DUN DUN」と Ladybird の「Dangerous To Me」を調査中です。どうも「GALAXY」の原曲みたい。カヴァーだったのかぁ、じゃあ那奈ちゃんに罪は無いね。より詳しい考察は、追々やってゆきます。


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 22:46| MUSIC | 更新情報をチェックする

2004年08月10日

2004年8月10日のINDEX

EXTENDED(初回)(CCCD)(DVD付)


雑誌発売情報(ソースは「NANA DIARY」付属の研音公式情報)

 8/23 「ViVi」
 8/28 「with」
 9/1 「ollie girls」
 9/3 「Look ! s」


(小島藺子)



posted by 栗 at 07:42| MAGAZINE | 更新情報をチェックする

「みんなは映画見た?なんか教えてちょ!」

AKIRA 〈DTS sound edition〉 [DVD]


NANA DIARY 配信。(火曜日)

「スチームボーイ」を観て来てコーフンしている片瀬那奈ちゃんですが、、、

「スチームボーイ」もよかったけど、やっぱり私は「アキラ」だなぁ…。音楽(サントラ)も衝撃的だったしね。

ってオチでした。てか、アニメの噺しかしてませんよっ。


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 11:07| 7D | 更新情報をチェックする

2004年08月11日

8月10日(火) のレコメン!はこれだ!

Shine/REVENGE~未来(あす)への誓い~(初回)(CCCD)(DVD付)


文化放送 0:00〜

生放送。


以下、「レコメン!」公式サイトより引用です。(ソース、消失)

そして! 24時台は、月イチレギュラー
片瀬那奈ちゃん。
まさか再び桑田佳祐さんのモノマネをやるハメになるとは・・・。
K太郎カードが残り一枚になってしまった那奈ちゃんですが
今後の頑張りに注目しましょう!!

2組目のゲストは片瀬那奈ちゃん
K太郎電鉄を、また東京からお送りしました
那奈ちゃんは桑田佳祐さんのモノマネしたり素手で火を消したりして一気に香川県へ!!
次回は沖縄?来月も頑張ってね!!



片瀬那奈ちゃんが「月イチ」レギュラーで、生放送で「おもしろいおねえさん」ぶりを発揮されていたラジオ番組です。ラジオなのに「素手で火を消す」なんて荒技まで披露していました。えっとですね、見えないよ、那奈ちゃん。


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 00:37| RADIO | 更新情報をチェックする

「GALAXY の謎」

GALAXY/TELEPATHY (CCCD)


片瀬那奈ちゃんのデビュー曲「GALAXY」が公にされたのは2002年秋テレビ朝日系ドラマ「逮捕しちゃうぞ」のオープニング・テーマ曲としてであり、当時TVスポットでも数多く耳にする機会があったものの、曲名も歌手名も何故か伏せられていました。おかげで「有線お問い合わせチャートで堂々1位」などと云うよく分からないコピー付きで「なんと、あの話題の曲を歌っているのは、アノきれいなおねえさん片瀬那奈!!」とお約束の衝撃的デビューとなるわけですが、もしも本当に有線でお問い合わせがガンガン来るほどヘビロされたのなら、其れはリクエストが多かったからではありません。だって、一般人は誰も「曲名」と「歌手名」を知らなかったのですよ。

まず作曲した Patric SarinとMarcus Granberg (片瀬盤では表記が何故か逆になっているが)って誰よ?ってことで探るとスウェーデンのTom Bone Musicに所属する作家チームだって云うんだけどね。今は公式サイトも休止中で、まぁどーでもいいんだけどさ。でも色々見てると、容祖兒(ジョイ・ヨン)の「DUN DUN DUN」と云うのがひっかかった。当時「逮捕しちゃうぞ」の公式BBSでも話題になった此の北京語版「GALAXY」ですが、どうも皆さん容祖兒を台湾の歌手だと誤認していたようです。実際は香港では有名なアイドル歌手。HPも沢山在るし可愛いし歌も上手いので、興味の在る方はぐぐって下さい。この曲、香港ではEEGからでた「一個人的情歌」の一曲目に収録されているのですが、台湾盤(AVCCD90016)も出て居てレーベルが avex Taiwan なのだ。2002年10月11日に発売されたので片瀬盤より二ヶ月近く早いのだけど、事情は理解出来るね。なんだやっぱり片瀬がオリジナルでこっちがカヴァーかよ。

ところがだ、もっと探ると「Ladybirdなる小娘」に辿り着くわけ。公式サイトは、悪夢を見ているようです。赤いレザーで前髪パッツンのビジュアルは、正に片瀬那奈ちゃんと酷似しており、「04.SONGS」に行くと「DANGEROUS TO ME」って曲が聴けるし歌詞も見れます。おいおい、これって「GALAXY」の英語盤ぢゃないか?Patric SarinとMarcus Granberg は作詞もやってたんだな。嗚呼、カヴァーだったんだ。しかし解せないのは「Dangerous To Me」(こっちもデビュー曲、日本盤ではEMIのコンピで入手可能)と「GALAXY」が2002年12月にほとんど同時発売されたと云う事実。つまり「Dangerous To Me」が発売された時には既に、一般的には覆面歌手としての片瀬那奈も名無しの「GALAXY」も存在し、プロモ盤では当然片瀬那奈の「GALAXY」としてヘビロされ、容祖兒の北京語によるフライング・カヴァー盤まで発売されて居た!のだ。此れはどう云う事なのでしょう?北京語盤はプロモーションだと理解出来ても、英語盤は何なんだ?片瀬用に作ったけどもう一儲けしたくて、こっそり英語盤を作ってしまったのでしょうか?其れともLatviaと日本と香港によるレーベルを超えた華麗なる競演だったのかしらん?


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 21:09| MUSIC | 更新情報をチェックする

2004年08月12日

「DUN DAM DAN」

GALAXY/TELEPATHY (CCCD)


さて実際に、容祖兒(ジョイ・ヨン)/ DUN DUN DUN [from「一個人的情歌」台湾盤(AVCCD90016)]と、Ladybird / DANGEROUS TO ME [「Dancemania EX2」(TOCP-64200)収録]を購入し、片瀬盤との違いなどをしっかりと検証してみました。最も早く世に出た「DUN DUN DUN」には、なんとしっかり (OT:Dangerous To Me)と云うクレジットが入っているではありませんか。全体の構成もLadybird盤と同じです。デモの段階で(其れを誰が歌っていたかは問題ではない)英語詞による「Dangerous To Me」が此の構成で完成していたのでしょう。此の二曲は「GALAXY」よりも「TELEPATHY」に近いアレンジで、おとなしめなイントロですぐにAメロから歌い出します。以後も普通にサビのBメロ、2番、Cメロと展開し、エンディングが♪Dun Dun Dun♪もしくは♪Dam dam dam♪でカットアウトぎみな処までほとんど同じ。17歳で力みぎみなLadybirdより、しなやかな容祖兒の歌い方が魅力的ではあるものの「DUN DUN DUN」が「Dangerous To Me」のカヴァーであることに疑う余地は全くありません。ただ発売時にオリジナルがまだ公式には存在していなかっただけです。まぁ、其れが一番の謎なんだけど。

一方、「GALAXY」はイントロ後、片瀬の「She gets you」からいきなりサビの♪ダンダンダン♪へ移行してAメロに繋がります。Cメロ後の印象的な英語のセリフも他のふたりには無く、エンディング近くの「GALAXY」のささやきも当然、独自の決定的なキメフレーズです。やはり此の曲は♪ダンダンダン♪で始まってもらわないとなぁ。こうなるともうオリジナルが「Dangerous To Me」でも良いのだ。此の勝負、片瀬那奈ちゃんの勝ち!ところで容祖兒さんのアルバムは、「DUN DUN DUN」以外はバラード中心のしっとりした良い作品。VCD付きの香港盤は入手困難みたいだけど、台湾盤なら大手メガCDストアで容易に入手出来るはず。Ladybird 入りのコンピ盤は廉価盤仕様だし解説も丁寧(片瀬版に関する表記は全くないが)今ならまだ何処のCD店でも買えます。あ、もうひとつ決定的な違いがあった。其れは残念ながら片瀬盤だけがCCCDで在ることです。どれどれカイリー・ミノーグの新作LIVE DVDでも観ますか。

カイリー・ミノーグの「fever」(2001年)は、衝撃的でした。特に「can't take out of my head」は冗談抜きで頭から離れない名曲です。「love at first sight」も凄く良い曲で、此れはヒッパルべきだなぁーと思っていました。「GALAXY 」を初めて聴いた時、ついに出たなと。一体何処のどいつがどの面下げてと、仲間内の呑み会で「おいおいカイリーをパクってる日本人が出て来たけど、どーよ?」と熱く語ったのだけど、誰もカイリーのオリジナルすら知らず空転。挙げ句の果てに、其のパクリちゃんが自他ともに認める「未亜のメンゴ」で在る「片瀬那奈ちゃん」だったのだから、薮蛇にもほどがあります。「GALAXY」と「TELEPATHY」は確かに「can't take out of my head」を、そして「Babe」は「love at first sight」下敷きにしており、明らかにカイリー・ミノーグを意識して制作されています。でも、そんな事をやったのは「2002年の日本では片瀬那奈ちゃんだけだった」のも事実です。


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 21:13| MUSIC | 更新情報をチェックする

2004年08月13日

「NANA KATASE / singles vol.2」

Babe(初回) (CCCD)


2nd Single
『Babe』

2003.2.19 on sale
初回限定盤:¥1,890(税抜 /1,800)AVCD-30425/B
通常盤:¥1.260(税抜 /1,200)AVCD-30424

 01. Babe
 02. MY LIFE
 03. for you
 04. Babe-Huge remix-

初回盤特典
12cmシングルCCCD+DVD(1.GALAXY&TELEPATHYプレミアムPVパッケージ 2.NANA KATASEスペシャルインタビュー)3パターンピクチャーレーベル封入
通常盤特典
初回出荷分1パターンピクチャーCCCD


つまり「Babe」には市販された5種類と、それぞれのサンプル盤5種類の計10種類が存在するわけです。コンプリくんには頑張って戴きたい。ちなみに、私が所有するのは7種。AVCD-30425/Bの市販盤(2種)とサンプル盤(ピクチャーは別)、AVCD-30424の初回出荷盤、通常市販盤と未開封サンプル盤(ゆえに初回出荷かは不明)、そしてプロモCDR盤(ラフミックス!)です。プロモ盤は、通例から考えてカセットと、スリーブなしの仕様でのCDRとCCCDも存在するでしょう。別のラフミックスである可能性も在り、血眼になって探したいものです。また「Babe」は、同年5月発売の次作シングル「Shine」初回特典DVDに2種のプロモが収録され、同年10月にはオムニバス盤「ARMENIAN HOUSE presents CELEB STYLE」(AVCD-17305)にも収録されました。これらは音源的に何らかの加工が施されているので、要注意。

2003 vodafone W杯モーグル テーマソングで在ったタイトル・チューンを作曲した「原一博」さんは、片瀬作品では他に「Change this World」や「Necessary」と云う「まるで別々の曲をつぎはぎした様な」曲を書く人だすが、此の「Babe」は一貫したコンセプトが感じられます。つまり、やっちまったんだな。そして此の曲で地上波音楽番組に出演した事で「片瀬はパクリで口パク」と揶揄されるのですけど、パクリは間抜けな原せんせいの仕業だし(「今までで最高の楽曲が出来た!」とぬかしたそーだ、よくもぬけぬけと)、片瀬は「完全リップシンクロ」をやった事などありません。此の件に関しては追々詳しく解説しますが、世の中には「ホーイチくん」が多すぎます。カップリングの二曲(MY LIFE、for you)は片瀬那奈ちゃんの作詞(作曲した連中に関しては調べる必要はないです。みんなavexのお抱えさんですから)で、アルバム未収録。どちらもファンの支持は高く、特にライヴで「地団駄踏む振り付け」が印象的で詞の内容にもたまらないリアリティーが感じられる「MY LIFE」を彼女の最高傑作とする声は多いです。


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 22:17| MUSIC | 更新情報をチェックする

2004年08月17日

「みなさんも江ノ島水族館に行ったらクラゲを見てみてください!」

NHKDVD 水族館~An Aquarium~ 新江ノ島水族館


NANA DIARY 配信。(火曜日)

片瀬那奈ちゃんが、お母様(8/14生まれ)のお誕生日祝いで、二人で鎌倉と江ノ島に行ったお話です。

「母は青森県出身で、ホタテをとる仕事の家に生まれたので、海はとっても大好きで、この時も水族館から見える海や生き物たちにとってもウキウキしてました。」などと、かなりプライベートな話題も提供して下さいました。

でも、那奈ちゃんはクラゲにハマっているみたいです。仲良し母娘の心温まる旅行記でした。


(姫川未亜/小島藺子)



posted by 栗 at 17:17| 7D | 更新情報をチェックする

2004年08月18日

片瀬那奈、女優復帰。

ラストクリスマス DVD-BOX


以下、「サンケイスポーツ」より引用。(ソース、消失)

『フジ系10月〜ドラマ「ラスト クリスマス」概要発表』

 フジテレビ系で10月11日スタートの織田裕二主演ドラマ「ラスト クリスマス」(月曜後9・0)の概要が東京・台場の同局で発表された。ヒロインの矢田亜希子のほか、織田裕二、玉木宏、森山未來、片瀬那奈、MEGUMI、田丸麻紀、りょう、伊原剛志らが出演。同局プロデューサーは「織田さんの方から『秋に(月9を)やりませんか』『明るいのをやりましょう』と言われた。思い切り笑って最後はキュンと切ない感じにしたい」。



衝撃のニュースが、那奈ヲタたちの間で駆け巡った。

片瀬那奈ちゃんが女優復帰!歌手活動はどうなる?


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 00:07| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「最後のデート」を観ながら待つ秋

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さて、早朝より一部那奈ヲタ諸君を歓喜させた記事を、全文引用します。

フジテレビ系で10月11日スタートの織田裕二主演ドラマ「ラスト クリスマス」(月曜後9・0)の概要が東京・台場の同局で発表された。ヒロインの矢田亜希子のほか、織田裕二、玉木宏、森山未來、片瀬那奈、MEGUMI、田丸麻紀、りょう、伊原剛志らが出演。同局プロデューサーは「織田さんの方から『秋に(月9を)やりませんか』『明るいのをやりましょう』と言われた。思い切り笑って最後はキュンと切ない感じにしたい」。

と云うわけで、片瀬那奈ちゃん「女優復帰」です。月9です。織田くんに矢田ちゃんです。玉木くんに未來くんです。スタッフは当然なにをいまさら「東京ラブストーリー」です。ベタベタです。つまり此れはキマスですね。

しかしあんた、今やMEGUMIだの田丸麻紀だのと同列扱いですからねぇ。その他大勢かよ、おい。歌手に専念して居る間に、すっかり「あのひとは今」的立場に置かれた片瀬クンですが、ひとことのっぽのサリー(岸部一徳)。

「片瀬那奈を侮るな。」

小川直也が惨敗して喜んで居る連中って何?みなさん、何様のつもりなんでしょーねぇ。小川ヲタの方々は、さぞかし無念の臍を噛んだことでしょう。つーか、戦前に「小川は強い!アマチュアPRIDEなんか片手でなんちゃら」とか好き勝手云ってたチミらも何?みんな無責任で結構ですなぁ。かんらかんら。

あたしゃ、責任取るからね。片瀬那奈、満を持してドラマに復帰。連ドラは2002年1月〜3月の「プリティガール」以来、単発でも2003年4月「こちら本池上署」第2話ゲスト(主題歌が「Shine」だった)以来。其の間ずっと地道な歌手活動を観て来た同志諸君!時は来た。

あ、那奈ちゃん、歌も続けてね。あれれ、なんか前は女優も続けてね、と云った気がするな。さぁ、みなさんデビュー作でもマターリ観ながら、新生・片瀬那奈を刮目して待て。


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 21:10| ACTRESS | 更新情報をチェックする

2004年08月22日

「日本語で歌おう」

加山雄三のすべて~ザ・ランチャーズとともに


日本語のポップスやロックは、何処から始まったのだろう。其の起源を「はっぴいえんど」に求めるのは確かに分かり易いんだけど、突然変異で彼等が登場したわけではない。例えばザ・ビートルズなら、アメリカの音楽を自分たちに取り入れる上で少なくとも「言葉」の問題はなかった。だが、言語が違う日本では「英語の歌を日本語で歌う」と言う大問題が横たわって居た。アメリカン・ポップスを自国語に翻訳してカヴァーする処から始めなければならなかった。九ちゃんやミコちゃんに代表される「ヒッパレ」はそれでもそれなりに楽しいモノとなり、美空ひばりや小林旭、橋幸夫などのリズム歌謡も、クレージーキャッツの和洋折衷摩訶不思議音楽もなかなかどーして素敵なんです。

それじゃ、ビートルズまで日本語でやってみよー!と試みたところで強烈な違和感が生じる。「オープリーズ お前を 抱きしめたい 判る この気持ち アイウォナホジョーハーン!」1964年、スリーファンキーズと東京ビートルズの競作だった「抱きしめたい」の日本語盤(漣健児・作詞←原文まま)を聴くと、勿論音楽的な誤解による「とほほ」感も在るものの、歌詞のチグハグさ加減にギャグだとしか思えなくなる。しかし全員本気だったのだから問題は深刻だ。

音楽的にロケンロールとは何かを咀嚼した60年代後半のGS時代に於いてすら、日本語で歌うことの難しさは付きまとう。日本語によるオリジナルにも怪作は多いが、やはりカヴァーが凄い。ストーンズの「夜をぶっとばせ」(洋画や洋楽って、もう邦題の時点で何かがくるってるんだけどね)をオックスがカヴァーしてるんだけど「君がほしいよ 暗い夜だから 愛だけが見えて たまらないのさ」ってさぁ、字面だけで凄いけど「あいだけーがみえてぇー(みえてぇー)たまらなーいのさーおーぱぱぱぱぱ」とか歌われた日にゃあんた。

「はっぴいえんど」は日本語を洋楽に乗せようとして、やっと何かをつかんだ連中だったと思う。でもさ、それって加山雄三やGSの悪戦苦闘がありき、の事なんですよ。僕は今でも「日本語の」ポップスやロックって変だな、と思う。でも突き詰めていくと、そもそも言葉を音に乗せること自体がおかしなことに思えてしまう。ひとは何故歌うのか?只、何故歌うのかを考えると僕らは日本語で歌わなくてはならないってことが見えて来る。

「だから僕は、君が理解出来るたったひとつの言葉を繰り返す 
 愛してる愛してる愛してる」


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子)



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2004年08月23日

「続・日本語で歌おう」

加山雄三のすべて(2)


1966年に満を持して発売された加山雄三のファースト・アルバム 「恋は紅いバラ / Exciting Sounds Of Yuzo Kayama」(日本コロンビア PS 1314-JC/現在入手可能なCDはMUCD-1005)は、全曲英語詞とインストによる作品で洋楽レ−べルからのリリースだった。同時期に東芝から日本語盤ファースト・アルバム「加山雄三のすべて/ランチャーズとともに」(T-7100/MUCD-1004)も発売されていて混乱するが、其のへんの事情について本人は、

「ロック系の連中が日本語でもってエルヴィスの歌なんかうたいだしたときは、バーカが、何やってるんだという感じだったね(笑)ところが映画の世界に入ると、映画でむりやり日本語でうたわされて、レコーディングだよ(笑)バカバカしいけど、しょうがねえやと。」

と語っている。(2000年刊「レコード・コレクターズ増刊/ザ・ビートルズ コンプリート・ワークス2」インタビューより)ロック系の連中ってのは誰とは言えないけど、まぁロカビリーのことでしょうね。

彼としては「仕方なく日本語で歌わされた」と言うわけだ。ヴェンチャーズのコード進行を逆にして「ブラック・サンド・ビーチ」を作曲し多重録音の宅録デモを作りメンバーに配るなんて事を1965年には既に普通にやっていた加山にとって、ビートルズすら後輩に過ぎないと「オレ様節爆発」のインタビューは「一読の価値あり」だが、加山が「ロックを日本語でうたうなんてバーカじゃねえのか」と思っていた点に今回は注目したい。

「はっぴいえんど」の大滝詠一も「松本の言葉を歌わされて」いたと述懐している。何故日本語なんだ?と。言語構造が違うのだから無理が出るだろうと。少なくとも最初は松本隆だけが「日常的な日本語をロックのリズムに乗せる」との野望に燃えていたのだ。其れを大滝は逆手にとって言語を解体し洋楽と同じ様な曲をつけた。彼等の歌は時に日本語でありながら、日本語のアクセントや文節を無視している。歌が言葉を伝える為だけのモノなら、この試みは失敗だ。だがそもそも音に言葉を乗せること自体が、日常から逸脱しているわけですよ。我々はミュージカルの世界に生きているのじゃないからね。

もともと「言葉遊び」の好きな大滝にとっては、内田裕也に仕掛けられた「日本語ロック論争」など迷惑千万だっただろう。「ロック絶対主義(内田)」と「ロック相対主義(大滝)」では、思想が違う。だが、此の論争によって「はっぴいえんど」は日本語ロックの草分けと現在まで認知されることになった。つまり「内田の御蔭」だと云うわけなんですなぁ。

「artmania HP」に「日本語ロック論争」に関する大変面白いテキストが在るので紹介しよう。「日本語ロック論争」でぐぐって、一番上の「日本語ロックの生き証人」というテキストです。これは良いですよ。心理描写などフィクションも交えているけど、当時の様子が分かってもらえると思う。貴方、見てたのかひとの心が読めたのかって感じの心理描写が一番面白いんだけどね。

[ 大滝詠一は舌を出していた。
---「はいからはくち」の話をしたとき、メロディが「モビー・グレープ」のパクリだということを誰も指摘しなかった。こいつらインターナショナル云々いいながら、ホントはあんまり聴いてないんだ。 ここでひとつ「日本語は奥深い。「はいからはくち」は「ハイカラ白痴」と「肺から吐く血」の二重構造」と言ってみようか? いややめよう、松本にどやされるな…。]


此のへんでは、爆笑しちゃいました。

大滝自身はその後「日本語のポップス」にこだわり続け、悪戦苦闘を続ける。その美しい記録はマニアックな考えを捨てれば、リーズナブルな価格で入手可能だ。とりあえず「NIAGARA MOON」(1975年)に於ける「アンチはっぴいえんど(もしくは松本隆)」路線が、現在までの「日本語のポップス」に与えた影響は、個人的には「はっぴいえんど」を凌駕すると位置づけています。では、今日はこのへんで。


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子)



posted by 栗 at 18:48| ONDO | 更新情報をチェックする

2004年08月24日

「私事ですが、秋、月9に出演することになりました。」

ぷらいべえと(紙ジャケット仕様)


NANA DIARY 配信。(火曜日)

えっとですね、、、オリンピック観戦に夢中な日々を語った後に、

「さてさて、私事ですが、秋、月9に出演することになりました。「プリティガール」から(その間「こちら本池上署」にゲスト出演しましたが)約2年ちょいぶりのドラマ出演になります。素直に嬉しいし、楽しみです。」と、女優復帰を報告されているのだけど、

「私事ですが、」って、、、アノですね、オリンピック観戦とか「これからテニスをしてきまーす。軟式でーす。」の方が「プライベートな私事」で、ドラマ復帰は「重大な公的活動」ではありませんかっ。此のノリこそが、片瀬那奈ちゃんです。


(小島藺子/姫川未亜)



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「もっと日本語で歌おう」

加山雄三のすべて(3)


なんとなく、連載っぽくなって来ました。「J-POP」が日常化して、ロックやポップスばかりか「R&B」だろーが「RAP」だろーが「HIP HOP」だろーが「HOUSE」だろーが、すべからく「洋楽に日本語を乗せることなんて、当たり前」の時代に「何を御託を並べてるんだ?」と御思いの方もいらっしゃるでしょう。「日本語ロック論争」なんて30年以上も前の話を、今頃蒸し返してなんになるんだよ?と。でもあの「avex グループ」である「avex io」から今年3月に発売された「はっぴいえんど BOX」(IOCD-40051〜8)が、いくら初回限定生産とはいえ瞬く間に店頭から姿を消したのだからね。ありゃノスタルジーで済まされる売れ方ではないわけで、たぶん僕なんかより、10代や20代の連中が現在熱狂的にBOXを聴いているんぢゃないかなぁ。

生まれた時から「日本語で歌う洋楽を源流とする音楽」を聴いて育った人たちは、「はっぴいえんど」の何処に衝撃を受けているんだろう?特に「ゆでめん」が良いと言う意見が、たまたま僕が一寸薦めてBOXを購入した若いふたりの友人双方から出たことを彼等のサイトで知った。此れは「にやり」だ。

「はっぴいえんど」と言えば、普通「風街ろまん」だろう。彼等のオリジナル・アルバムは3枚しかなく、もっと言うなら2枚目の「風街ろまん」を完成させた時点で目的を達成し解散していたも同然。勿論「風街ろまん」は傑作だし、この作品で「日本語でも洋楽と同じ音楽が出来る!」と証明されるのだが、此れはロックなのか?いや志はロックだが、其れを継承したのは「ニューミュージック」と言う今や「死語」となったジャンルだった。まぁ、別にロックにこだわるわけではないけどね。

「ゆでめん」には在った日本語と洋楽の融合による「違和感」が、「風街ろまん」には希薄なんです。だったら其れで良いぢゃないか、時は過ぎ「ニューミュージック」が「J-POP」になって、めでたしめでたし。いやぁ、そんな簡単なことぢゃない。「ゆでめん」のぎこちなさは、何だったんだ?あの「変な日本語」こそが僕らを熱くさせていたんぢゃないのか?

「ヒッパレ」や「GS」、日本語のフォークにロック、ニューミュージック、そして現在でも洋楽との決定的な違いが「僕らのJ-POP」にはある。すべてではないにしろ、こんなに他国語(特に英語)をタイトルや歌詞に多用する大衆音楽を持つのは「日本」だけだろう。ヒット・チャートを見てみよう。此処は日本なのか?外来語で済む問題なのか?

「わかるだろ you know この気持ち you know そうさ 今恋をみつけた」
 (ほり・まさゆき「アイ・フィール・ファイン」1965年)

「Touch いつでも探していた Necessary I know you're my sweet 眩しい君に逢えた」
 (片瀬那奈「Necessary」2003年)


「日本語ロック論争」は、まだ始まってもいない。


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子)



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2004年08月25日

「それでも日本語で歌おう」

ブラック・サンド・ビーチ/加山雄三 with ランチャーズ


本家本元が何故か日本語で歌ってしまったってのが色々あったよなぁ、と思い「日本語で歌う洋楽」でぐぐると其のものズバリのテキストがありました。

四方宏明さんが「AAJ のテクノポップ」で4回に渡って沢山紹介して下さってます。テクノだけでは無く広く取り上げて居て良いですよ。僕は昔から此れを集めたコンピ盤が出たらイーノになぁ(だじゃれでごみん)と密かに願ってるんだが。

日本語で歌う洋楽〜第1回
日本語で歌う洋楽〜第2回
日本語で歌う洋楽〜第3回
日本語で歌う洋楽〜第4回

フランス・ギャルの「夢みるシャンソン人形」日本語盤を聴いたのが、たぶん最初で、クイーンにずっこけてポリスの時には裏切られたとレコードを叩き割った(いや、買ってないや)「なんぢゃこりゃー!!とほほ」感が蘇る。ボウイのレコードから「天国の階段はないー」とか聴こえて来た時の衝撃、ジョンが「あーああああーいすいませんヨーコさん」と歌うのを聴いて「AISUMASENってあいすみませんって意味だったのかぁ。ジョン、今はあんまり使わないよ。アイムソーリーに少しだけ似てるから使ったのかなぁ?愛済みませんとか、色々考えたのかなぁ?駄洒落おやじかよジョンは。」などとわけわからなくなっちゃったあの日。

当然、ネイティヴではないことから来る発音の違和感による「ロック偉人幻想伝説崩壊」もある。しかし、此れでは「東京ビートルズ」じゃないか。GSを笑えないじゃないか。「スマハァーマ、ソキョハ」だとぉ「スマハマ」って何なんだよマイク・ラブ?「ドモアリガトミスタロボット、ドモ」ってなめとんのか?こんなモン歌った奴らは、全員をハリセンで殴り倒したい。

サー・ミックが「マダマダ、ツヅクヨーんぬ」と言い、サー・ポールは「モウカリマッカ?マイドオーキニ」とぬかしやがった。あんたらは天下無敵のロッカーでしょう?勘弁してください。「ジンケンモンダイ」と真面目に語るのに客が笑ってるぞ。なんなんだ、一体?ま、面白いからええのだが。


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子)



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2004年08月27日

「CCCDってなんでつか?」

Babe(初回) (CCCD)


「Macintoshには対応しておりません」

音楽好きとしてはMacが良いんです。でもiTunesやiPodで「片瀬那奈」は聴けないんだね、林檎ちゃんも東京事変も聴けないんだね、aikoも日本盤の「THE BEATLES」までもが聴けないんだね。

でもあたし、前にiBookで普通にCCCD再生したの見たこと在るぞ。どれぐぐるか。ん?iBookの内蔵ドライブならiTunesに問題なく読み込める?まさか、そんな、一応こーやっとくとええのね、なるほど。

問題なくナニ出来るぢゃないかぁ!おい、iTunesにナニしたらCDRに普通にナニ出来てCCCDがCDになっちゃったぢゃないか。何だこれ?よーするに音を悪くしただけでつか?つーかナニしたCDRの方が音が良いんだけど。耳が悪いのかしら、あたし。ともかくiBookなら、KANちゃんの8センチCD読み込む方が難儀だぞ。

ま、いいや。とりあえず片瀬那奈ちゃんの今までの音源はすべてiTunesに「何の問題もなく」読み込めてしまった。しかも今回ナニしたのは「すべてサンプル盤かプロモ盤」なんだなぁ。勿論「正規ルートで入手したモノ」ばかりでプレミアも付いてない。「ご使用後ご返却下さい。」とか書いてあるけど、私は借りた覚えがないんですけど。全部身銭切ったんですけど、何で返さなければいけないのでしょう?大体まだ使用しきってないですよ、もっと何回も聴くんだからさぁ。まぁ、同じ音源を衣装だけ替えて楽しませてくれるのも良いけどさぁ、音楽が大事なんぢゃねぇーのかなぁ。いい音で聴きたいよなぁ。なんでいい音に加工しなきゃなんねぇーのかなぁ。わけわかんねぇーぞ。ぐだぐだ言うならファンやめろってか?ケラケラ

一体あなたたちは何がやりたかったんですか?コピー・コントロールが甘過ぎます。片瀬那奈ちゃんのファンのひとりとして、此れだけは切にお願いします。

「もっとしっかりガードしてくださいね☆」


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 20:45| MUSIC | 更新情報をチェックする

2004年08月31日

「ミラ ジョヴォビッチさんと対談してきました。」

バイオハザード〈廉価版〉 [DVD]


NANA DIARY 配信。(火曜日)

9/20に放送される「英語でしゃべらナイト」のロケが先週あったようで、そのお話です。

「今回、英語でトークをしてみて、相手が言っていることはわかるのに、英語ができないという理由で、自分の考えを返せないことがとてもくやしかったので、ちゃんと勉強しようという気持ちになりました。」と語っているのが注目です。

つまり、片瀬那奈ちゃんは「ヒアリングは出来る」のですよ。


(小島藺子/姫川未亜)



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