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2004年01月01日

「月刊・未亜」take 20

Necessary/EVERY***(CCCD)


<好きなモノは好きだと云っていいでしょ>
改心する所か開き直りか?もはや救い様無し!新春早々失礼しちゃうわ未亜イコ対談


イコ:♪お正月と云えぇばぁー御託を並べぇーてぇお呼びでないと云いながらぁヒンシュクかったぁーもぉのぉーおぉおぉーでぇーすぅ♪

未亜:いきなり歌うか、しかも歌詞デタラメ。

イコ:わざと替えてるんだよーん。色々在るからね、著作権とかね。うん、これでも気を使ってんだよ。

未亜:あのさぁこの対談ね「何だか分からない」とか「一体どーしたいの?」とか、心ある「未亜ヲタ」から非難ごうごうなんですよ。

イコ:おっ!いいね。GO!GO!なんでしょ、ゴーゴーゴーゴーズオン!

未亜:だからぁ、そのノリがね。

イコ:みんな、のってるかぁーーい?マダマダツヅクよぉー。

未亜:駄目だこりゃ。

イコ:いよいよ本人が駄目だこりゃ。

未亜:おいおい、過激過ぎるよぉ。頼むから大人しくしてよぉ、姉御ぉ。

イコ:最近はあたしが止める役をやってたでしょ、おまいが暴走しすぎたのが原因だ罠。つまりあたしがより過激に走るのが、このテキストを正常化する道なんだよ。

未亜:なんだかなぁ。

イコ:あたしは猪木になる!かかってきなさい。ダァー!!

未亜:「いちにさん」が抜けてるよ。初歩的ミスだね。

イコ:ぶぁっかもん!あんなへっぽこかけ声は元祖には無いんですぅ。勝手に一人で自由気ままに叫んでこそなんですぅ。

未亜:ああ、姉御が暴走したらいよいよ収集がつかない。対談ネタも引っ張り過ぎたな。

イコ:いいからテーマを出せよ。前置きが長いんだよ、おまいはよぉ。

未亜:えーと、今回は、てか今回のタイトルは姉御の発案だよぉ。

イコ:ん?あれは適当に昔のボータから引用しただけで、意味は無い罠。

未亜:そんな無責任な。

イコ:ばかちん!あたしはあくまでもゲストなんだって何回云わすんじゃわれ。ゲストってぇのはな、勝手気ままにやってチヤホヤもてなされるモンでしょ。ホストはおまいなんだから全責任取るべし。

未亜:そんなぁ。

イコ:あのね、あーた今回はこの押し問答だけで全部通す気になってないか?

未亜:ぎくっ!

イコ:「姉御ぉ、タイトルも決めていいからさぁ。お正月だしさぁ。なるべく派手に飛ばしちゃっていいからさぁ」とか云って、たらふく呑ましたから変だと思ったよ。

未亜:どきっ!

イコ:やっぱりね。もはや初期衝動のカケラも無い罠。得意の片瀬那奈ネタも尽きたか。哀れだな。

未亜:ぐー。

イコ:なんだ?

未亜:ぐーの音は出るよん。

イコ:笑えん。そう云えばさ、あーたが最初に取り上げた題材なんかにたち帰ってみるってのも良いかもよ。

未亜:ビートルズですか。

イコ:あれはほとんどあたしの代筆もしくは発案だろ?最初だよ、一番最初。

未亜:えー?何を書いたっけ?林檎ちゃんかなぁ。

イコ:白を切る気か?aikoだろーが。おまいはaikoを絶賛してたんだよ。

未亜:ずきっ!

イコ:さぁ今再び語れ!aiko への熱き想いを。ケラケラ。

未亜:くー。濁点抜きだす。

イコ:ぐーの音も出ないか。どーした?ん?新作も出たし紅白にも出たぞ。

未亜:いやぁCCCDだからさぁ、買って無いんだよね。紅白も格闘技をザッピングしていたら見逃したし。

イコ:おいおい、あれだけ絶賛しといてなんじゃそりゃ?単なるブームだったわけね。なるほどね。ブームが去ったらボロ雑巾みたいに捨てるわけだ。それじゃあアノコの云う通りぢゃん。

未亜:み、みなまで云うなよ。いや、今でも好きだよ。

イコ:ブームだったくせに。白々しいんだよ。

未亜:インディーズ時代の曲が一番好きだし、自分の中ではそれから変化したモノがみつかんないだけなんですよ。

イコ:いやらしい云いまわしだな。昔は良かったってか?アーティストにとってもファンに対しても最低な発言だぞ。はっきりと「もう飽きた」と云えんのか?おまいは屑だ。

未亜:どうしてあのトキメキは消えてしまうんだろう。僕はさみしいよ。

イコ:だからぁ、捨てたんだろ?おまいはそーやって次から次へとアイドルを乗り換えて行くんだな。

未亜:あの時の気持ちに嘘は無いんだけどねぇ。不思議だよねぇ。

イコ:片瀬那奈もそのうちポイッ!だな。

未亜:だからぁ私はアイドルを捨てないってばさ。

イコ:捨てるとか卒業するとか、こっちが云う事がもう間違いだけどね。つまり、おまいが aiko を捨てたんぢゃないのよ。aikoがおまいを捨てたの。あーたなんかが聴いてなくとも今でも人気者ぢゃん。

未亜:だから捨ててないって。でもその意見には同意する。沢山のファンが居るし、良質な作品を作り続けて居るからこそ、私もね。

イコ:後腐れ無く捨てた、と。

未亜:違うって!

イコ:否定すればするほど、ド壺にはまるな。

未亜:もういいよ。話題を変えようよ。

イコ:片瀬那奈も哀れだな。

未亜:いいかげんにしないと怒るよぉー!ぷんぷん。

イコ:ケラケラ。これはいよいよ今回の反響が楽しみでつなぁ。今までで一番在る意味内容が濃いもんね。未亜の邪悪な本性がついに出た罠。

未亜:んー、いいだろ?好きなもんは好きで。

イコ:云い返せ無いからまとめに入るか。

未亜:姉御のしつこいネタの引き延ばしで、もう字数が尽きるんだよ。まったくもう。

イコ:あたしはビートルズ一筋。一点の曇り無し。ブーマーごときに負けるもんか。ケラケラ。

未亜:単に役割分担してるだけで、この対談がどーゆー仕組みかはみんな知って居るんだけどね。

イコ:なんとでも云えばぁ?はいはい、5000文字超えたわよ。おい、未亜たん、なんか云う事あるだろ?ん?

未亜:流石に今回は負けました。正直、めげてたんだけど、まさか批判を逆手に取るとはね。イコちゃんどうもありがとう。

イコ:よしよし。では皆さん、御批判は未亜まで、どーぞ。ダァー!!


初出「hilite」 (TEXT:姫川未亜、Remaster:小島藺子)



posted by 栗 at 00:07| MIAMIA | 更新情報をチェックする